2日目 3月24日(金) 〜茂朱〜大田〜


ドラマ「夏の香り」ロケ地 茂朱リゾート

久しぶりに釜山方面に行こうかと思い、KTXに乗る。
直接行ってしまうのも味気ないので、何度か行こうとして行ったことがなかった茂朱(ムジュ)リゾートに寄ってみることにする。
西大田(ソデジョン)でKTXを降り、タクシーで東部バスターミナル、ここから茂朱行きのバスに乗り1時間、
さらにシャトルバスに乗り45分、苦労して着いたここは知る人ぞ知るドラマ「夏の香り」のロケ地、カラーリゾートとして登場したところである。


   

スキー場であり、雪は残っているが、もうリフトは動いておらず、スキーはシーズンオフ。
そのため人影はほとんどなく、静かである。
ミヌとヘウォンのプロポーズルームと呼ばれる喫茶店があり、天井から花がぶら下がっていて、
ドラマの印象的なシーンでもあったのだが、シーズンオフのため休業中であった。
入りたかったのに。
ドラマで見た建物周辺を歩く。これだけなんだ。

チロルホテルというリゾートホテルがあり、泊まってみようかとフロントで宿泊費を訊くと、 W15万とのこと。
出せないことはないけど、ちょっと高いな。
今ウォンは値上がっていて、0.125倍で円とすると18,000円。日本でも高い。
やめよう。一人でそんなに高いところに泊まってどうする。
他に見るべきものもないので、街に戻ることにする。

しかしシャトルバスが来ない。タクシーもない。
路線バスもないから、シャトルバスを待つしかない。
いつ来るのやら。
ゲレンデでは子供たちが、小さなジャンプ台を作り、ジャンプの練習をしている。
将来のオリンピック選手を目指しているのか。
急ぐ旅でもないので、のんびりとバスを待つ。

 

1時間以上待ち、やっと来る。
しかし行き先が九千洞(クチョンドン)である。まあいいか、そこから路線バスに乗ればいいし。
と乗りこむ。九千洞は徳裕山(トギュサン)の登山口。
みやげ物屋や旅館が立ち並ぶ。
リゾートでゆっくりするつもりから、登山か。
うーん、まだ寒いし、登山はいいかな。
登山はやめ、大田行きバスがあったので、乗る。
2時間程かかり大田へ。このままKTXで釜山まで行ってしまうか。
窓口で切符を買おうとすると、立ち席しかないとのこと。
えー、金曜の夜だからかな。2時間立って行くこともないので、今日は大田で足止め。



韓国旅行で一番の難関はハングル、あの文字が読めないという声をよく聞く。
幾何学的、記号みたい、漢字やアルファベットなら、まだ推測できるが、ハングルだけは・・・
私はこれほど合理的で分かりやすい文字は、世界で他にはないのではと思うのであるが。
確かに何も知識がなければ、読めるはずがない。
ただ読もうとして勉強すれば、すぐにマスターできるはず。
私は1ヶ月でほぼ覚えることができた。 やる気になれば、もっと早く身につく。

そして驚くことに読めると、日本語との類似点の多さに気づく。
これがうれしい。ハングルは漢字を単に当てはめたものが多く、日本語の読み方とニュアンスが近いので、
ハングルを読むと意味が分かってしまうのである。
この辺りで日本は、やはり中国より韓国が近いのだなと思ってしまう。
文法も日本語と韓国語で同じ。日本人にとって韓国語は学びやすい。
同様に韓国人にとって日本語は学びやすい。
しかし、日本語にはひらがな、カタカナ、漢字と文字が3種類もあるのが難しいと思う。
それぞれの文字の使い分け方、漢字は一つの文字で何種類も読み方があるのは、韓国人にとって悩むところであろう。
韓国では基本的に一つの漢字で一つの読み方しかない。

とか言いつつも私の韓国語の能力は伸び悩み中。
ハングル検定4級は余裕でとれたけど、3級はまだ無理。 最近勉強してないし。



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