33回目の富士山登頂
2013/8/24,25

6月に引き続き、今年2回目の富士山登山は古くからの友人KENZくんと。
世界遺産決定後の初登山なので、混雑度が心配であった。
マイカー規制中で、水ヶ塚駐車場でシャトルバスに乗り換えて富士宮口5合目へ。
だが駐車場、バスとも拍子抜けするほど空いていた。
土日なのに待ち時間はなかった。かつての5合目駐車場待ち渋滞に比べれば、よっぽどいい。
当初は最長の御殿場口登山をしなきゃならないかとも思っていたのに。
富士宮口5合目ではミス富士山に元気をもらって、さあ登山開始だ。
24時間テレビで日テレの中継車があったので、誰かが登山しているのかと話していたら、
イモトアヤコが1合目から登っているようだと、どこかで見かけたらしい登山者が教えてくれた。
会えるかなどうかなと思ったが、登山中に気配を感じることすらなかった。
帰宅後にテレビで登頂するシーンを見ることになった。
東日本大震災の被災者の子供たちを引き連れての登山だったようだ。
思いのほか、8合目まで早い時間に到着した。
今日の山小屋は御殿場口の赤岩八合館に予約をしていた。
山小屋にそんなに早く着いてもやることないし、昨年KENZくんと登った時は悪天候で登頂できなかったし・・・
今日も天気は良くないけど、明日良くなる保証もないし・・・
じゃあ、今日行くでしょ、頂上まで。
ってことで富士宮登山道で一気に頂上まで行った。

雨は降ったりやんだりだったが、頂上からの視界は開けていて、景色はよかった。
そして土曜日ながら午後3時過ぎだからなのか剣ヶ峰は撮影待ちの列もなく、数名の登山者がいるのみ。
たまたまなのか、タイミングがよかったのか、空いていた。

登頂したので、あとは気が楽になった。
明日の早朝2時に起きだして、頂上での御来光を目指す大渋滞に巻き込まれることはない。
山小屋でゆっくり起きて、御来光を見ればいい。
御殿場口で下山し、赤岩八合館に行くと、今日は団体客が多くて、下山で泊まるのなら、
もう20分下ったところの砂走館の方が空いているのでどうですかと、山小屋のお兄ちゃんに言われ、
異存はなかったので、そうすることに。
この選択がよかった。3人用のスペースに2人で使えることになった。
今までの山小屋泊で最大のスペース確保だ。足を伸ばせて、寝返りをうっても誰にもぶつからない!
夕方以降は天気が落ち着き、青空、星空、夜景が見られ、明日は山小屋からの御来光に望みをかけた・・・
が、翌朝は雨だった。日の出時間は真っ白な世界。
宝永山火口経由で富士宮口5合目に戻り、天気予報のパネルを見ると「危険」の表示が。
御来光はまたもおあずけ。また来年。
そういえば、山小屋で見たことある男性山岳ガイドが来ていて、どこで見たんだったっけなあと、
帰宅後思いつくキーワードで検索したらヒットした。
「情熱大陸」でも取り上げられた山田淳氏だった、と思う、たぶん。
今回の登山記録
富士宮口5合目(富士山スカイライン) 10:45
6合目(雲海荘) 11:00
新7合目(御来光山荘) 11:48
元祖7合目(山口山荘) 12:39
8合目(池田館) 13:25
9合目(万年雪山荘) 14:10
9.5合目(胸突山荘) 14:45
頂上(浅間大社奥宮) 15:28 登山時間 4時間43分
剣ヶ峰に登り、
下山開始(御殿場口) 16:33
7.5合目(砂走館) 17:45/6:45
富士宮口5合目(宝永山火口経由) 8:06 下山時間 2時間33分