プジョー308 ファーストインプレッション
2016/12/18
アウディA3から乗り替えたのは、またもや輸入車のプジョー308です。今度は新車です。
まずは、買った車について
プジョー308 ハッチバック アリュール
排気量 1200cc
最高出力/最大トルク 130ps/23.5kgm
6速エフィシェントAT
全長×全幅×全高 4260mm×1805mm×1470mm
カラー ダークブルー
これまでアウディA3に4年間乗っており、認定中古車での購入だったので車検は2回通していたという状況。
初の輸入車で、それもドイツ車。かなりのカルチャーショックを受けていた。
こうも車に対する概念が日本車と違うのかと。
あまりにも良かったので、車への興味も今まで以上となり、さらに車好きになっていた。
なので、東京モータショーをはじめ、ル・ボランのイベントやら、湘南T-SITEでのモーニングクルーズへの参加、
クルマで行こう!、カーグラフィックTV、おぎやはぎの愛車遍歴といったテレビ番組を欠かさず見るようになった。
そうしているうちに、一度は輸入車に乗ってみたい、という気持ちから、次も輸入車に乗りたいなと思うようになった。
てなわけで、次は何がいいかなと乗り替え時期は差し置いて、候補は常に探していた。
第一候補としてはルノーのルーテシアだった。
何度か試乗したり、実車を見たりはしていたが、買うか?となると最終決断までは行かなかった。
フランス車かあ、プジョー308が良さげかなと思い始めて、試乗してみようかと思っていたのが先月11月。
たまたまテレビを見ていたら、KinKi Kidsのブンブブーンという番組をやっていて、
ベンツのディーラー巡りをしていたゲストの柳沢慎吾が、「自分の年齢を考えるとあと何台のに乗れるのだろう」
っていう一言に共感し、
背中を後押しされるように、プジョーのディーラーに行き、試乗し、1週間後には契約という流れとなった。
まさかこの時期に買うつもりは全くなかったが、なんかタイミングだよね、こういうのって。
もちろん試乗してみて、気に入ったのが大きい。
ドイツ車のしっかり感に慣れてしまったので、これは外せなかったが、
このプジョー308はCセグメントのベンチマークであるVWゴルフに真っ向勝負を挑んだモデルということもあり、
非常に足回りはしっかりとしていた。
そしてフランス車特有の猫足感もあり、しなやかさも加わっている。
先代モデルのようなヘッドライトのデザインが異様に長い流線形タイプだったら、ちょっと無理な感じだったけど、
現モデルのまじめで、癖のないデザインは受け入れられる。
フランス車らしい遊びのエッセンスも少しはあるので、ちょうどいい感じ。
ドイツ車からの乗り替えに違和感は少ない。
プジョーは406クーペのデザインがすごく気に入って、欲しかったけど20代では手が出ず、
似たデザインのマツダランティスを購入したこともあり、昔から気になっていた自動車メーカでもあった。

そして肝心の走りであるが、1.2Lの3気筒エンジン、侮れない。パワフルである。
車体重量が軽量化されているので、このエンジンで充分である。加速もいい。
スポーツモードにするとメーターが赤くなって、エンジン音がスピーカーから増幅されたりという演出も楽しい。
ステアリングは小さく、その上からメータ類を見るという配置。これもおもしろい。
シートはサイドホールドがしっかりしている。
街乗りよりも峠で楽しめそう。
徐々に慣らしていって、凍結しなくなった春ごろには箱根で思う存分流してみたい。
タイヤはミシュランの205/55 R16を履いている。
17インチが標準のGT LINEと少し迷ったが、街乗りが多く、乗り心地重視で16インチのアリュールを選択。
適度な硬さが心地よい。
ボンネットのプレスラインが光の加減で美しく見える。
何よりこのプジョー308、めったに走っているのを見かけないので、それもいい。