1日目 3月13日(月) 〜イタリアへ〜
イタリアへ行く。
ほんの2週間前に決めたこと。
今の職種になって、休日出勤が多くなり、たまった代休をまとめてとれる機会が増えた。
しかし決まっていつも「明日から1週間休んでいいぞ」とか突然言われていた。
明日からっていきなり言われても・・・ねえ。
だから行き慣れた韓国にしか行くことが出来なかった。
でも今回は違う。2週間前に休みが確定した。
休みが確定後、30分後にはイタリアツアーの申し込みが完了していた。
勢いで決めないと、決まるものも決まらない。
航空券とホテルのみで、あとはフリーで2週間くらいのを探したが、今からでは予約できず、
これなら空いてますと言われた
「イタリア大満喫、8日間、添乗員付き」のツアーが取れた。
添乗員付きってところが、引っかかったが、まあ初めてのイタリアだし、いいかと。
なぜイタリアか?
・古い建造物が好き
・雑誌エスクァイアの昨年3月号のイタリア特集に影響されて
・敬愛する作家の辻仁成氏の小説の舞台に多く出てくる
・最近マイブームのZARDのアーティストブックでイタリアの雰囲気が気に入って
・また韓国に行くのかと思われたくなかった(また行くけど・・・)
人間の一生なんて一瞬。その人間らによって代々守られている古い街。
特にイタリアは半永久的に生き続けている建物が多い。それらを味わってみたい。
それらと対面したとき、自分は何を感じるのか。それが楽しみだ。
この建物がいつの時代、誰それによって建てられ、何を目的としていたか、知らなくてもいいではないか。
それを見たとき自分が何か感じとるものがあるのか、注目すべき点はその一点のみ。
エールフランスの12時間のフライトでフランス パリ シャルルドゴール空港へ着く。
ここでミラノ行きに乗り継ぐはずだった・・・
添乗員同行のツアーなのに、どうして。
ミラノ行き、行ってしまった。
乗り継ぎ場所への移動と入国審査に時間がかかり、かつ元々、パリ到着からミラノ行きの出発まで1時間しかなかった。
規定では最小乗り継ぎ時間を満たしているとのことではあったが。
本来はチェックインを済ましているので、出発を待つべきであるが、定刻に行ってしまっていた。
今日はパリ泊か、それもいいかと思っていたら、振り替え便に乗れるそうだ。
それはいいけど、眠いよ。パリ現地時間18:30、でも日本との時差は8時間あるので、
日本時間午前2:30だよ。
振り替え便はアリタリア航空。20:30発、22:00着、ミラノのリナーテ空港。
ミラノには空港が2つあり、元々乗るはずだった便はマルペンサ空港着であった。
リナーテ空港に着いたはいいが、機内に預けた荷物が出てこなかった。マルペンサに行っているのか。
添乗員が明日確認し、持ってくるとのこと。今日は荷物なしでホテルへ直行。
荷物なしでも何とかなるもの。じゃあ荷物なんかいらないか。
必要最低限でいいね。多いと邪魔になるだけだし。