2日目 3月14日(火) 〜ミラノ〜ヴェローナ〜


ミラノ

7:00のモーニングコールで目覚める。外は朝焼け、と思ったら窓ガラスがオレンジ色であるためであった。
朝焼けではないが、いい天気である。腹が空いたのと、時差ぼけでほとんど寝つけていない。

28人の団体行動。遠足みたい。
参加者は若い人が多い。自分も含めて?いや最年長者ではないと思うけど。
卒業旅行の学生が半数くらい。新婚さん、親戚さん同士など。
一人参加は私含めて4名。いるんだね。

普段の一人旅なら歩きすぎるほど歩いてしまうが、 今回はそんなことはないだろう。イタリアを知る旅。
気に入ったら、次回は航空券を取るだけで、来れるようになるための下調べの旅。


もうだめだ。欲求不満に陥ってしまう。
ミラノのドゥオモ 15分、ヴィットリア・エマヌエーレ2世のガレリア 15分、 スフォルツァ城 15分、これだけしか時間がない。
おまけに昼食はせかされ、なのに免税店には寄る。
ドゥオモだけで1日は過ごせるよ。それが15分。哀しい。
絶対また来るよ。

自分の足で歩いていないから、街の雰囲気も味わえないし、やはりガイドのあとをついて廻るのは 性に合わない。
どこに旅行に行っても感じているのだが、「この場所にきっとまた来る」と思っている。
もう2度とここに来ることはない、見納めだとは思っていない。
気に入ったところは、生きている限り、また来る可能性はあるのだから。
バスで次はヴェローナへ移動。

   

ヴェローナ

ヴェローナには、かのシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」のヒロイン ジュリエットの家がある。
ここは観光客でにぎわっていた。日本人がほとんど。自分もだけど。
まあ、家自体は大したことはなかった。


けれどヴェローナという街、全体的に雰囲気が統一されているというか、 派手さはなく、落ち着いて、こじんまりとしていて、いい雰囲気のところであった。
石畳、夕暮れ、街灯。
少し自由時間もあったりして、こんなところで1日中カフェでぼーっとしていたら幸せだろうな。
ね、こうやってまた来たいと思うところが増えていく。

日が暮れ、バスに戻り、ヴェネチアへ向かう。
今日はヴェネチアのホテルに泊まり、明日はヴェネチア観光となる。
今日はホワイトデー。バレンタインに唯一反応を示してくれた(メールだったが)会社の先輩へ、 絵葉書のエアメールをホテルで書いて、お返しとする。

私の荷物は今日も届かず(他の人は空港にあった)、明日フィレンツェのホテルに届くそうだ。

     


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