4日目 1月5日(金) 〜サクレ・クール聖堂、オルセー美術館、巴里夜景〜
実質的な最終日。明日は早朝に空港へ行く。
ホテルはモンマルトル地区にある。まだモンマルトルの丘に登っていないではないか。
丘の程度が分からないので、タクシーで行った。でもタクシーに乗るほどの丘ではなかった。
凱旋門からも見えるほどの大きさのサクレ・クール聖堂が丘の上にそびえる。
内部は大空間。天井が高い。
シスターたちが入ってきて祈りをささげる。
ここのステンドグラスはまた今まで見てきたものと違い、特徴がある。
外に出る。パリが一望できる。
もうレストランに入るのにも躊躇はなくなった。
パスタを頼んだが、麺というより面と呼んだほうがいい。
5cm四方のパスタにミートソースがかかり、サラダ付き。
次は初日に素通りしたコンコルド広場へ。
エジプトから送られたオリベスクの先に小さく凱旋門が見える。
そしてエッフェル塔も。この2つが同時に見えると、あーパリだなと強く感じる。
ルーブル美術館までのチュイルリー公園を歩き、気に入った遊覧船BATOBUSに乗る。
一日券だからずっと乗ってようかと思って乗ったが、オルセー美術館が見えたので下船。
この美術館は太っ腹。フラッシュをたかなければ撮影可能。
絵画を絵に撮ったところで、何なのだけれど、あまりにも有名な絵画のオンパレードなので思わず撮りたくなるもの。
気に入ったのは題して『ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を見る女』。
前からも見たいって?
なかなかの美人でしたよ。
美術館を出る。
まだ日は高い。じゃあもう一回BATOBUSへ。
ノートルダムが見えてきた。降りよう。
ここでしばらく日が沈むのを待ちつつ、カフェで一息つく。
もう行き付けの店だね。2回目だし。
窓の外を傘をさす人々。雨か。パリの天気は変わりやすい。
やっと時差ぼけもなくなり、レストランにも気軽に入れるようになった頃に帰国するのかあ。
さて辺りは暗くなった。夜の部始まり。
ノートルダム大聖堂の夜景をバックから収める。
シテ島に浮かび上がるように本当に宇宙船か何かのようだ。
セーヌ川沿いを進む。相変わらず人通りが多い。
シテ島に渡ったところで雨が激しくなった。地下鉄に逃げ込む。
すぐにやむと思うので、シャンゼリゼまで地下鉄で行っておこう。
シャンゼリゼに着いたとき、雨はやんでいた。
これなら歩ける。凱旋門に向かって歩いていく。
通りの真ん中に立って凱旋門の真正面から。
パリ本場のルイ・ヴィトン。
凱旋門は何度見ても迫力に圧倒させられる。
夜のエッフェル塔に行こうか。
昨日昼間行ったところに再び。毎正時には星を散りばめたように輝き出す。
この塔が100年以上前に建てられたなんて。すごいね。
塔の下の人の数を見ると昼間ほどの人はいない。
これなら・・・登ろう。もちろん3階まで。
展望台は1階、2階、3階とあるが、2階だと塔の半分以下。
3階へはケーブルかみたいなので2階へ行き、そこからエレベータに乗り換える。
空いているほうだと思うが、3階に辿りつくまで、30分以上はかかっている。
パリの夜景は実は前にも見たことがある。イタリアに行ったときの乗り継ぎで飛行機から。
凱旋門を中心に放射状の光がきれいであった。
エッフェル塔からの眺め。
セーヌ川沿いに辿って行くと遠くノートルダムが見える。
コンコルド広場の観覧車がよく目立つ。
フェンス越しに見られるので、風がすごい。空気が澄んでいるので、はっきりした光だ。
登ってしまった。パリ在住の辻仁成氏はエッフェル塔なんかに登るもんかと豪語していたのに、
初めてのパリで私は登ってしまった。
でも夜のパリを見るのにこれ以上の場所はないのではないだろうか。