3日目 1月4日(木) 〜サント・シャペル、ノートルダム大聖堂、エッフェル塔〜


サント・シャペル

今日は朝一にサント・シャペルに行く。ステンドグラスに期待が膨らむ。
シテ島まで地下鉄で行き、小雨降る中、教会に入る。
入場開始は9時から。10分前に着いた。
天気がなあ。いまいちだなあ。
9時入場。短い螺旋階段を登ると、監視員の一人しかいない。

     

一番乗りだ。そして広がるステンドグラス。すごい。
一面ステンドグラスに囲まれる。言葉が出ない。
できるのは、ぽかんと口を開けるのみ。
各国語の案内がクリアケースに入っていて、それが数セットずつ用意されているので、
日本語版を手元に持ってステンドグラスの説明を読みつつ、順に見ていく。
徐々に人が増えてくる。日本人と見られる人は多い。女性一人というのも結構いる。

同じ日本人だと声を掛けやすいのか、写真を撮ってくれと頼まれる。
「Where are you from?」なんて確認しなくたっていいのに。
見りゃわかるでしょ。それに思いっきり日本語なまりで。私も律儀に「Japan」なんて答えてしまったけど。

椅子がぐるりと一周用意されていて、座ってしばし眺める。
作られた時代がそれぞれ異なり、よく見てみるとバラエティに富んでいることに気付く。

   

パーッと輝き出した。ひょっとして太陽が出てるのか。雨だったし、まさかね。
時と共に少しづつ明るく、鮮やかになってきた。
最初はほとんど見えなかったところも、絵が見えるようになった。
宝石箱の中にいる。正にその通り。

外に出てみたら、雨は上がり、きれいに晴れていた。奇跡は起こるものだ。
これでも充分感動ものであったが、さらなる感動を求めて、昨日は時間切れで登れなかったノートルダム大聖堂の塔に上がろう。

ノートルダム大聖堂

   

入り口前には長い列。並ぶ。
しかし進まない。後で進まない理由がわかるのだが、20人ごと10分間隔で入場させている。
結果1時間くらい待ったので、途中で何度ももうやめようかなと思ったが、やめなくてよかった。
1時間待つ甲斐がある景色に出会えたから。

     

塔の中段と最上段に上がれるのだが、これぞパリという景色。
セーヌ川と古い町並み、遠くエッフェル塔、それを見つめる怪しげな像ガルグイユ。

     

降りてから今日は思い切ってレストランに入った。
英語メニューがあり、プレートに鶏肉とライスが載っているものを食べた。
アラビア料理のような味付けで、なかなかうまかった。

勢いに乗ってセーヌ川の遊覧船に。

     

エッフェル塔

ゆったりとした気分で、ゆっくりとエッフェル塔へ向かう。
パリ観光の王道を行ってるね。最初はこうでなくちゃ。


エッフェル塔の目の前まで来て、下船。
東京タワーと比べてしまうけど、人の多さは比ではないね。
東京タワーは一度登ったことがあるけど、列に並んだ記憶がない。
ここエッフェル塔、エレベータが2箇所動いていて、階段の登り口が1つ。
どこも今日中にみんな登ることができるのかって位並んでいる。
ノートルダムに登ったことでもう充分だった私は、エッフェル塔には登らなかった。次回ということで。
真下から上を見上げると、こんな感じ。
シャイヨー宮からの眺めもよし。パリのシンボルにふさわしい。

     

本日の夜の部はオペラにあるギャラリーラファイエットというデパートでおみやげを買って、
ホテル近くのムーランルージュの夜景を撮り、フランス風ファミレスのLEONで夕食にサーモンステーキを食べた。

   



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