3日目 9月19日(日) 台北観光その2


龍山寺〜中正紀念堂〜西門町

三日目、自由行動の日であるが、台風が台湾を直撃している。
南部はすごい被害が 出ている模様。
北にある台北は、多少は影 響は少ないものの、大雨、強風、でもたまに止み間もあったりする感じ。
観光でき なくもない様子だったので、ホテルを出発 。
折りたたみの傘は持ってきてはいたが、壊れる可能性があるので、コンビニでビ ニール傘とレインコートを購入。
天気の様子を見ながら、行き先を考えなければならない。

まずはMRTで龍山寺(ロンシャンスィー)に行く。
が、台風のため休暇一日の張り紙が。なにー。
フェンス越しに中を見るだけに。せっかくこの雨の中に来たのに。
後で聞いたが、この日は台風の影響で故宮博物院も休館になったとか。
それ程すごい台風だったのである。

   

気を取り直して、隣の駅の西門町(シーメンディン)に行く。
ここは台北の渋谷、原宿と言われるとこ ろである。
しかし、時間が早いのか台風のせいか、空いていない店が多い。
また後で来ること にする。

     

中正紀念堂の昨日、近くで見られなかった自由廣場の門を見に行く。
この辺では、 雨は止みつつあり、風がすごいだけだった 。
ああ、やっぱりここが台湾ならではの景色だなと、写真を撮っていたら、ばたばた ばたとビニール傘の骨が折れ、再起不能な 姿に。あらら。
幸いにもこの後、そんなに雨は降らなかったので良かったものの。

食堂街がある台北駅へ行く。
魯肉飯(ルゥロウファン)が食べたくて探したけど、専門店がな く、フードコートでサブメニュー的にあっ たものを頼む。
ちょっと物足りない量であったが、味はまあまあかな。

     

13時も過ぎたことだし、そろそろ西門町の店も開店しだすだろうとまた行く。
確かに開いている店は増えたが、台風の中、買い物をする客は少なく、いまいち活 気に欠けていた。
窓には、ばってんでガムテープで貼られ、補強されている状況。

永康街〜饒河街観光夜市

長居は無用と、台湾茶を飲みに永康街(ヨォンカンジエ)にタクシーで行く。
しかし行こうとしてたお茶屋さん2店ともなぜか閉まっていた。がーん。
じゃあと、ちょっと歩くと遠いけど渡辺満里奈が台湾本でオススメしてた紫藤廬(ツートンルー)に 行くか。
ここも閉まってたら諦めるつもりで。

でも幸いにここは開いていた。日本人も多くいたな。
古い日本家屋を改築して使っている店は趣きがあっていい。
高山金萱茶と凍項烏龍茶を頼む。一杯目は店の人が入れ方を教えてくれる。
香りを嗅ぐのも流れの一つになっている。専用の器もある。
奥が深いね。
そしてお猪口のような器で飲む。
緑茶とは違う。甘みがある。
おいしい。至福のと き。
嫁は茶葉を土産に買ったが、さて家で同じような味で淹れられるか楽しみだ。
永康街を少し散策し、そろそろ夕食。
     

地球の歩き方でチェックしていた、人気があるというレストランKIKI餐庁(ツァンティン)に向う。
タクシーで地図を見せたが、よく分かっていないようで、近くで下ろされ、少し探 したら見つかった。
こぎれいなレストランだった。
空芯菜、肉を何かで巻いたもの(ちょっと辛い)と、 えびチャーハンを頼んだ。
どれもおいしかった。

腹も満たされたことだし、また夜市に行くかと今度は、松山駅付近の饒河街観光夜市(ジャオハヲジエグアングアンイエシー) に行く。
MRTの後山{土卑}駅から歩いて近いはずだったけど、迷ってしまい、途中でタクシーを 拾って連れて行ってもらった。
台風のせいなのか、日曜日なのに閉まっている店が多い。
昨日行った士林夜市より は規模が小さい。

歩いていると足裏マッサージ屋があった。
マッサージなんてやってもらったことが ないので、やってみることにした。
40分で1200円ほど。
足裏で痛いところがあると、どこか臓器が悪いというが、特に 痛いところはなかった。
健康と思っていいのかな。

さて店を出てみると、この通り、強烈に臭豆腐のにおいが漂っている。くさい。
服屋に入ってみたが、店の中にまでにおってくる。

通りは500mほどで、最後に慈祐宮(ツーヨウゴン)というお寺がある。
旅の安全を祈願し、ここを 後にする。

台風は過ぎつつあるのだろう、雨はやみ、風だけが残っている。
街路樹が折れて道に転がっているところがところどころにあった。
台風の通り道になりやすい台湾では当たり前の光景なのかもしれないね。

     

最後に台北101の夜景を見たくてMRTを途中下車したけど、日曜で休暇のオフィスが 多く、照明が消えていて、きれいな夜景と はいかなかった。
さあてとホテルに戻るか。



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