後編
3日目の今日がバルセロナの自由行動の最終日。
地下鉄に乗り、カタルーニャ音楽堂を目指す。
地下鉄にはとてもお世話になった。
01:45という表示は1分45秒後に次の電車が来るという案内。
秒数でカウントダウンしてくれる。
時刻表はないけど、この表示は日本でも取り入れられると便利だと思う。
レンタサイクルもあるけど、市民専用で観光客は使えないとのこと。
カタルーニャ音楽堂は、午前中の分は売り切れている回もあったが、午後は空いていた。
ここで待ってるのも何なので、その間にカサ・バトリョを見て、お昼を食べて、ここに戻ってくるとしてと
13時からの英語ガイドの回のチケットを購入。
1回で50人が入れるようだ。
では、カサ・バトリョに行こう。
途中、ロエベの建物(これもドメネクの作品)で、「ロエベは日本を愛しています」とショーウィンドウにあった。
スペイン人の心の優しさに触れる。
これもガウディの世界遺産。
朝早いからか、列は短く、すぐに入場できた。
しかしなあ、高い。18.15ユーロもする。
でも日本語のオーディオガイドもつくので、その分なのかな。
順路に従い、壁に番号が振ってあって、その番号をオーディオガイドに指定すると、
その場所の案内が聞けるというもの。
こちらは海をテーマにしているということで、青系統の色が多用されている。
同じく曲線で構成されている。
上の階に行くほど、壁のタイルの青色が濃くなっていたりと、細部に至るまで非常に凝っている。
屋上も何もかもが奇抜で、アニメの世界にいるかのよう。
オーディオガイドに従って見て行くと、1時間程度はかかる。
遊園地のアトラクションのようで、見ていて楽しめる。
お昼は、スペインで一度は入ってみたかった現地のファーストフード、パンス・アンド・カンパニー。
バケットサンド1個でかなり満腹。
13時近くなったので、カタルーニャ音楽堂へ。
50分程のツアーになる。
悲しいかな、内部は撮影禁止。
でも撮ろうと思えば、撮れたかも。
監視カメラで見られていて、あとで面倒なことになるのも嫌だったので、撮らなかったけど。
ここの目玉は、ホール天井にあるステンドグラスのシャンデリア。
すごかったな。(ネットで探せば、画像は見つかります)
パイプオルガンで演奏のデモもしてくれて。
演奏会の雰囲気を味わえた。
ガイドさんが言っていたように祝日の今日は、デパートをはじめ、多くの店が休みであった。
小物的な土産なら買えるけど、配布用のためのお菓子を売っているところがない。
デパート位はやってると思ったのにな。
スペイン人は休んじゃうんだな。
やってると知ってた海辺のマレマグナムというショッピングモールに行ってみたけど、
お土産的なものはなく、最終手段で空港に行っちゃいました。
明日のフライトは朝8時なので、土産を買っている時間はないだろうしと。
空港までバスで30分ほど。
空港でも土産屋は多くはなかったけど、何とかそれなりに買うことができた。
ここでカカオ・サンパカの品が置いてあったので、嫁は抱えきれない程買っていた(言いすぎか)。
そしてホテルに戦利品を置いて、バルセロナ最後の夜の街へ。
レイアール広場にある行列の一番長いレストランに入りたかったけど、あまりに列が長いので、
列のないレストランに入店。
2回目になるが、バレンシア風のパエリヤを注文。
まあ普通においしかった。
食べ終わった後は、街を散策。
ガウディのガス灯に火がともり、また昼間とは違った印象を受ける。
夜もふけているが、ランブラス通りは人通りが激しい。
一体何時まで続くのだろうか。
名残惜しいが、ホテルへと戻る。
帰国のフライトは朝8:10発。
さんざん街中でZARA(スペイン語読みではサラ)を見てきたが、ついに一度も入らずに来てしまったので、
空港で本場のZARAに入ってみる。
日本と変わらない。雰囲気も値段も。
あえてここで買うほどでもないかな。
飛行機からはスイス辺りなのだろうか、雪山が見える。
美しい田園風景が見えだしたら、フランクフルトに到着。
念願の?!フランクフルトでフランクフルトを食べる。
普通においしい。
今回の旅の戦利品。
閉まっている店が多い中、買いたいものは買えたかな。
メッシのユニフォームが目立つ。
バルセロナはよかった。
3日間、歩き倒した。
それでも足りない。行ってない所がある。
観光する場所が多すぎる。
国中を周遊するツアーもいいけど、1都市滞在もじっくり見られていいと思う。
さあ、次はトルコのイスタンブールだ(希望、予定)。