5日目 ソウル
最終日。フライトは20時なので、ほぼ丸一日まだある。
行くべき所、ソウル市庁に向かう。
セウォル号の献花台がある。ニュースでは大行列であったが、平日の早朝なのですぐに献花することができた。
すすり泣きの方もいる。いまだ行方不明者がいる状況。
自分も韓国に何度も旅行して、船にも何度か乗っている。
博多から釜山、鬱陵島(ウルルンド)に行くときもかなりの長距離に乗っているから、他人事ではない。
イエローリボンに記入することができた。
「あなたたちは我々の中に永遠に生きつづけています」と日本語で。
写真を撮ることははばかれたので、遠目で1枚だけ。
あと気持ちをよく表している絵もあったので、ついでにもう1枚。
さて明洞に行く。日本人より中国人が増えているようだ。
店の案内も中国語表記のほうが目立つ。
夫婦で奥様に無理矢理連れてこられた旦那さんというのは、たいてい日本人っぽい。
一時期より少なくなったと思うが。
再度WHO.A.Uに行き、嫁の要望のデニムチュニックを購入。
しばしブラブラしたが、他に目ぼしいものもないので、ソウル駅に移動。
ネット上ではここのロッテマートがみやげ物的なものを買うのに最適とあったので、
初めて行ってみることに。
最近はみやげなんて・・・という気分であったが、今回に限っては時間があるので、たまにはいくつか買ってみようと、
自宅用、実家用、会社用と。
海苔ふりかけ、おかしいろいろ、コーヒー、石鹸、そう、いつも韓国でラグビーボール型の石鹸が
いいにおいで好きなもので、試しに買ってみることに。
ラグビーボール型がなく、普通の四角形っぽいのだからどうかとは思うけど。
丁度お昼になったので、ソウル駅構内の食堂が並んでいるところでソルロンタンを。
非常にシステマチックで、席についた直後にもう出てきた。ファーストフードだね。
荷物が増えてしまったので、コインロッカーへ。
そうそう書き忘れてたが、朝リュックはコインロッカーに預けていた。預け方がいつも戸惑ってしまい、
出す時にさらに延長して預けてしまったりとかあった。
だから今回はやり方をプリントアウトしてきていた。
しかし画面が変わっており、あちゃーと思ったら、
日本語表記されるようになっていた。これなら間違えないね。
身軽になって、ちょっと仁寺洞(インサドン)で柚子茶で一休み。
アイスの柚子茶にはまっている。
そうだ、あそこに行ってみよう。
弘大入口(ホンデイック)に行く。駐車場通りを進んでと、あった。ここだ。
前にsuica用にソウルの地図をデザインしたカード入れを買ったとこ。
デザインの凝った小物を売っている雑貨屋さん。
改めてじっくりと見て廻る。
カード入れの色違いと、同じデザインのマウスパッド、嫁が好きそうな猫型のふせんを購入。
そんなに距離は歩いていないはずだが、最終日のせいか、人混みの街歩きのせいか、すぐ疲れてしまうな。
まあねえ、昨日までの4日間、1日平均10kmは歩いているからね。無理もないか。
かつて最長で9日間で行ったことがあるけど、そんなに疲れた覚えはない。
9日間なりのペースで行ったはずだからか。
BEANS BINS COFFEEというカフェに入り、ピーチスムージーを頼む。
ここであとの時間を読書でもしていよう。
と文庫を一冊読み終わり、外に出たら雨が降り出していた。傘を出す距離でもないので、駅までダッシュ。
改札を入ると、何か張り紙とアナウンス。ん、2号線運転停止中。なにー。
とりあえずホームに行くと逆方向の電車は来たので飛び乗り、別ルートで何とかコインロッカーに預けた鍾路3街まで行けた。
時間は予定通り。少しあせったよ。こういうこともあるから余裕を持っていないとね。
金浦空港に無事到着。
カメラ女子の集団が誰かを待っている。
すぐ来ればとしばらく一緒に待ってみたが、
なかなか来ないので、もう行くことにした。誰が来るんだったんだろう。
みなツイッターやらLINEみたいので情報収集をしていたようだ。すごいね。
出国手続きを済ませて、待合でテレビをなんとなく見ていたら、2号線の事故映像が流れた。
なんか事故だったんだ。
直後に母親からメールが来て、地下鉄事故が起こったけど、あんたまだ韓国にいるのかと心配してた模様。
日本でもすぐにニュースになったほどのことが起きてたんだ。
いやあ直前に2号線に乗ってたけどね。そうか、びっくりだな。
セウォル号事故のすぐあとなのに。
これにて今回の旅行記は終了。
次回は未定。また近いうちに。