5日目 釜山


釜山

     

窓の外が明るくなっている。
静かな海に朝日が反射している。静かな朝だ。
ホテルの窓は西向きなので、日の出は見えない。
早起きして海岸で日の出を見るという手もあったか。
そういえば今回は日の出を見ていないな。
でもホテルに夜遅くに入って、日の出をもと言うと厳しいものがある。
4泊5日だとどうしても、詰込み過ぎてしまう。
でもこれ以上泊数を延ばすのは妻帯者としてはこれもまた厳しい。
独身のときには最長8泊9日とか行ってたけど、よく行けてたな。
そんなに疲れたという印象もなかったし、若かったからか。
まあやり残し感があるから、また来ようとも思うのだけどね。

テレビをつけるとミン・ヒョリンだ。
七転び八起き、ク・ヘラというドラマだ。
JYPが出ており、ドリームハイのように歌手を目指す若者たちの話のようだ。
これは見てみたいね。

ホテルを9時半過ぎにチェックアウトし、砂浜を散策。
波打ち際から数mも離れると波音が聞こえなくなる。その位穏やかな海だ。

   

ではバスに乗ってチャガルチ方面に戻ろう。
10分もかからずに着く。

帰国便の時間までまだ少しあるので、チャガルチから近い草場(チョジャン)中学校まで坂を上がって行くことにする。
国際市場で逢いましょうで主人公ドクス夫婦が住んでいた場所、蝶が飛んでいく印象的なシーンの場所に行ってみる。
しかし急坂だ。ご高齢の方には相当こたえるだろう。
どうにかこうにか、中学校までたどり着いた。
具体的なロケ場所は見つかりそうにないので、眺めの良さそうなところ、駐車場に入ってみる。
わあ、いい眺めだ。釜山タワー、チャガルチ市場を見下ろせる。
坂に住宅が密集し、タルドンネとなっている。

   

一息ついたところで下って行く。チャガルチ市場。
お昼には少し早いが、焼き魚がうまそうに見えたので、ランチとしよう。
焼き魚定食W10,000。魚が2匹あったが、何の魚だろう。
会計の後に店員に聞いて、ノートに書いてもらった。
カレイと太刀魚だった。カレイはうまかった。太刀魚はぱさぱさしてたな。

港をブラブラ。影島(ヨンド)大橋のたもとの占い小屋はトタンに覆われ、取り壊しを待っている状態になっていた。
近くにロッテモールがあるね。ロッテマートも入っている。
ここでお菓子なんかを買っておこう。客はそれほど多くはない。
おみやげの海苔ふりかけとお菓子いくつか、気に入っている石鹸をお買い上げ。
まだ少し時間があるので、もう一度影島大橋のたもとへ。名残惜しいが、またねと空港へ向かう。

     

今回の4泊5日も詰込み過ぎたかな。
日の出を見てない、カフェでくつろぐ時間が少なかった、等々。
半年ぶりで、どうしても行きたい場所が増えてしまう。
これでも他の人よりは的を絞っているようだが、もっと自分としては絞りたいな。
一点集中で、じっくりと。
次回はいつになるか分からないが、これらを踏まえて、より一層楽しめるようにいけばいいなと。

   
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