1日目 ホーチミン その1
ここ数年のGWは韓国旅行が続いていたので、そろそろ他の国にも行ってみたいなと今回はベトナム旅行にした。
本当は北欧とかベルギー辺りに行きたいところだったが、金銭的に厳しいのと最近のテロもあり、
近場の国で行ってみたいところはと、絞ったところベトナム、いいんじゃないかと決めた。
昨年の12月にはHISで手配を済ませており、航空券とホテルと空港送迎付きであとは自由行動のプランである。
GW後半は前半より数万安く、旅費は90,000円。
安いだけあり、行きと帰りは深夜便。4泊5日とは言え、ホテルは2泊のみ。
実際には4泊4日、出発は羽田の1:30の便。JAL便なのはよかったけど。
約6時間のフライトで、時差は2時間戻る感じ。機内泊は案の定、ほとんど寝られず。
そんな状態で空港の建物から一歩外に出てみると・・・暑い!モワッとする。先が思いやられるほどの暑さだった。
HISの現地スタッフの案内で大型観光バスに乗り、他のツアー客と一緒にホテルまで行く。
空港からホーチミンの中心地までは30分ほどと近いところにあり、宿泊するルネッサンス・リバーサイドホテル・サイゴンに到着。
朝早いため、すぐにチェックインすることはできず、スーツケースをフロントに預けて、早速自由行動に。
寝てない状態でいきなり炎天下に繰り出すことに。
ホテルを出てすぐにドンコイ通り。ホーチミンで一番のショッピングストリートということだが、早朝なので人は少ない。
まずは両替しなければ。ネットでオススメされていた「59」という両替所に行く。
3日間で2万円で足りるかどうか分からなかったが、とりあえず2万円分を両替。400万ドン以上になった。
大きい紙幣は10万ドンで約500円。0の桁が多いので、迷いそうだな。
円への換算方法はドン表記で0を2つ消して、2で割る。200で割るってことだけど、瞬時にはできないな。
市民劇場の横に「JAPAN」の工事看板。今地下鉄工事の真っ最中。日本のゼネコンと合弁で建設している模様。
サイゴン大教会が見えてきた。中に入れるのは8時から。まだ早いので、近くのハイランズコーヒーで一休み。
早速、練乳たっぷりのベトナムコーヒーを。甘いけどコーヒーの味がしっかりしていて、おいしい。何より冷たいのがいい。
さてサイゴン大教会へ。バイクの流れを避けながら、道路横断。
フランス統治時代があったせいで、街なかには欧風建築が多い。この教会もヨーロッパ的。
ステンドグラスもなかなかのもの。
その隣には、これまたヨーロッパっぽい中央郵便局。黄色い外観でオシャレ。
中は天井が高く開放感がある。
せっかくだからと実家の両親にエアメールを出してみた。
ここで売っていた絵葉書を購入し、切手を貼って、窓口に出した。
日本には5日後に着いたらしい。
次に統一会堂方面に歩いていく。その前に明日見られればと思っているロンヴァン水上人形劇のチケットを買いにもう少し先にある劇場に向かう。
明日のチケットは簡単に購入できた。
それから統一会堂に入場。ここはベトナム戦争が終結した場所である。
中は会議室やら、戦争時に使っていた通信室など、ふーんって感じで眺めていた。
ホテルを出てから歩き続け、さすがに疲れた。汗だくだし。ベンチでしばし息を整える。
お腹は空いて来たけど、食欲がなあ。
今回のベトナム旅行の食事担当は嫁に任せており、チェックしていたカットゥーンというフォー屋へ。
うまそうなんだけど、食欲が。。。
いつもなら汁まで飲み干したいところが、スープの匂いを嗅ぐと少し気持ち悪い。
寝不足とこの暑さで一気に夏バテ状態になっていた。
うーん食べたいのに。麺を少しすすっただけ。
嫁の方はうまそうに平らげていました。
ちょっとふらつく感じなんだけど、ホテルのチェックインの14時までにはまだ早い。
涼しいところなら何とかなるかもと、ツアーの特典で展望台のチケットをもらい、ホーチミンで一番高いビル、ビテクスコ・フィナンシャル・タワーのサイゴンスカイデッキに行った。
49階の展望台はガラガラだった。ほぼ貸し切り状態でホーチミン市街を見渡す。
あの辺がベンタイン市場か。ざっと街の様子が分かってくる。
いつもの旅ならあっという間に1日が経つ気がするけど、こうつらいときだと何故か時間が長く感じる。
やっと14時になり、ホテルにチェックイン。
寝室とリビングの2部屋あり、トイレが2つある。
ツアー費は安いと思うけど、こりゃあ高級ホテルだ。個人手配よりお得感があるんだな。
涼しい部屋で仮眠をと思ったけど、海外に来てるってことで気分は高まっているので、うたた寝までも行かず、ソファで横になっただけ。
2時間位休憩して、再び街へ繰り出す。
タクシーでベンタイン市場へ行き、市場内を散策。またあとで来ると思って、この時は素通りしたけど、結局この時しか行かなかった。
チェックしていた雑貨屋ハウス・オブ・サイゴンに寄ってから、ストリート・フード・マーケットという屋台村へ。
来る直前に日テレの番組で水卜アナが訪れていて、うまそうに大食漢振りを見せていたところ。
同じように食べまくりたかったが、夏バテは続いており、おとなしくチャーハンと春巻きを。
チャーハンはレンジでチン的で、やっぱり屋台だなと、さらに食欲は減っていくのであった。
今日は仕方ない。明日復活しよう。
日が暮れて、やや涼しく感じるようになってきた。
今日は無理せず、のんびりとホテルまで戻ることにした。
ホーおじさんが立っているホーチミン市人民委員会。
この前のグエンフエ通りは中央が広い歩道になっていて、市民や観光客の憩いの場となっている。
自分も気に入って、この後何度か来ている。
欧風建築が並んでいて、ここだけ見たらヨーロッパと見間違うほど。
ただバイクの数とクラクションの音が半端ないけどね。
クラシックな雰囲気のマジェスティックホテル。
その横を大量のバイクの列。
きっとみんな同じところをグルグル回ってるんだって感じるほど。多すぎ。