1日目 咸陽
世間では今日から仕事始めが多い1月4日。
私は明日、あさっての2日を有休とし、今日から4泊5日の韓国旅行。
もちろん今年初、通算37回目。
使い切れないほど有り余っている有休はこのように有効に使わねば。
会社内でも体調を崩したときにしか使わないって人も多い。
自分はここ5年間くらい体調不良による有休使用はゼロ。
家で寝てるだけのために有休を使うなんてもったいないという考えなので、
全て計画的に使用することにしている。
幸いにも超健康体で居続けられていることに感謝。
今回も体調のいい状態で訪韓の日を迎えられた。
体が元気なうちはまだまだ行くよ。
リュック一つ背負ってね。
今回の目的地は咸陽(ハミャン)のみ。
ソウルナビの数年前の特集記事を見て、いつかは行こうと思っていた場所。
そして近くの南原(ナモン)、順天(スンチョン)も巡るつもりではいたのだが、
咸陽を調べていくと結構見どころが多いようで、
それなら咸陽だけでもいいのではないかという気になり出した。
まあ行ってみて臨機応変に行くつもりだけど。
航空会社は成田からのエアプサン。
釜山と言えばエアプサンというくらいになっている。
10月頃の手配で\2万くらいで安かった。
LCCではあるが、シートは普通の広さだし、何ら問題がない。
たった2時間のフライトだしね。
今日は天候がよく、富士山をじっくり眺められ、
機体はほとんど揺れることなく、釜山金海(キメ)空港に到着。
気温は10℃くらいか。東京とほぼ同じ。
防寒のため、ダウンコートを着てきたが、そこまで寒くはないかも。
空港に着陸したのが16:20頃。咸陽行きの直行バスが沙上(ササン)バスターミナル17時発が最終。
直行でないバスはその後もあるけど、できれば直行に乗りたい。
間に合うか。急いでみよう。
出国ゲートを抜け、空港内の銀行で両替をし、釜山金海軽電鉄の駅へ走る。
T-moneyにチャージして、すぐに電車に乗る。
沙上までは3駅。着くやいなや地下道を小走りし、沙上バスターミナルへ。
あと5分。窓口で咸陽までのバスチケットを購入。
チケットを見てみると南海(ナメ)行きになっている。
咸陽と南海は同じチケットなのか?
まさかハミャンとナメを聞き間違えられるとは思わないので、
時間もないこともあり、確かめることなく急いでバスへ。
ハミャン行きのバスは・・・あった。
乗ろうとしたら運転手にチケットが違うと言われる。やっぱりダメ?
替えて来いと言われる。もう17時だよ。
時間大丈夫かと聞くと、頷かれた。
仕方ない、替えてくるか。また窓口に戻る。
咸陽なのになんで南海と間違われたんだ。全然違うじゃないか。
窓口で交換してもらい、バスに戻る。
待っていてくれた。運転手によしと頷かれ、乗り込む。
そしてすぐに出発。はー、間に合った。
走り回って汗だくだよ。
座席は2席を一人で使って埋まるくらいの乗車率。
やっと落ち着く。
空港に着いて30分位で、沙上からバスに乗るって、ちょっと厳しいものがある。
何度も来て、慣れてるからなんとかなったけどね。
バスは高速を快調に飛ばしていく。
晋州(チンジュ)を素通りして、咸陽までは約2時間。
19時に到着。辺りはすっかり暗くなっている。
咸陽、初めて来る街だ。
初めての場所はやはりワクワクするね。
地方都市らしい栄え具合。人通りは少ない。
夜だけど、そこまで寒くはない。
まずはざっくり街を歩いて、夕食にしよう。
街の中心は咸陽郡庁の辺りかな。
イルミネーションがきれい。
パリスバゲットがあったので、あとでパンを買おう。
ホテルはいくつか目についた。
一応調べておいたトッカルビ店で食べてみようと行ったら、
一人前はないとのことで門前払い。ケチ!
近くにあったソルロンタンの店にする。ここが正解。
なかなかおいしかった。
付け合わせのキムチがおいしく、全部食べてしまったほど。
幸先がいいね。
ホテルは外観がきれいに見えるところにし、W35,000。安い。
部屋もきれいで、温かい。
初日はこんなところでのんびりしよう。