4日目 南原〜順天


南原

 

咸陽中心のプランで、時間があれば南原、順天辺りに行こうかなくらいのスタンスだった。
今日はどうするかな。
夜には釜山に戻るので、そのつもりとすると・・・
順天の湿地帯に行ってみたいので、順天中心とすると、南原を10:15発がいいか。
それまでは南原で廣寒楼(クァンハルル)に行ってみよう。

   

廣寒楼は今までは3度とも春香祭開催中に訪れていたので、そのときと比べると、非常に閑散としている。
当たり前か。毎日祭な訳ないし。
早朝のしんとした空気の中、散策するには持ってこいのところだ。
水面に廣寒楼が映り込んでいて美しい。
雪でも積もっていればなと思っていたが、こちら韓国も暖冬傾向の模様。

   

10:15発のバスに乗れるようバスターミナルへゆっくりと戻っていく。
窓口でスンチョン!と言ったが、やはり通じづらい。
すぐ分かってくれたが、日本人ですか?と気付かれてしまった。
それはすぐ分かるんだね。
さらば南原。

韓国の友人、チヨンさん、チョンエさんらと南原を旅したのは随分前になるなあ。
彼女らにはお子さんもいて、もうすっかりママだから、そう簡単に旅に行くなんて難しいのだろうな。
自分は嫁が居ても、いまだにこうして一人旅を続けている。行かせてくれている嫁に感謝だね。

順天

 

順天には2時間弱で着く。
ヒュンダイのアヴァンテ。ちょっとアウディチックなデザインでかっこいい。

丁度お昼なので、辺りを見回し、キンパブ天国があったので、トンカツをランチにする。
今日中に釜山に戻るので、夕方まで順天で自由時間である。

 

順天には世界的に有名な湿地帯、順天湾があり、映画のロケ地としてよく登場もし、
いい景色を見たいなあとずっと思っていた。
いつも行き先の候補には上がるのだが、行けてなかった。
よし行こうってことで、タクシーに乗り、順天湾自然公園と言うと、降ろされたのは庭園公園だった。
もう降りちゃってから気付いたので、後の祭り。
近くにバス停があり、すぐに湿地に行くバスが来るようだ。
楽しようとタクシーにしたが、はじめからバスにしときゃよかった。
あるあるって感じ。
バスで10分くらいで湿地に到着。

   

ん?入口はここでいいのか。
何か黄色の横断幕でふさがれてるけど。出入トンジェって何?
翻訳すると、アクセスコントロール、制限されてる。
駐車場も入場口も閉ざされている。
鳥インフルエンザ関連のようだ。
3月まで入れない。ガーン。せっかく来たのに。

遠巻きに見て、何とか近づけるだけ行ってみようと、田んぼの中を進む。
かろうじて川と葦原、そして鳥たちが飛び立つ姿を見ることができた。
本来はもっとこの中を歩けたのに。
リベンジを強く誓い、ここを後にする。

   

順天駅まで戻ってきて、カフェでしばし休憩。
16:30発の釜山行き優等バスに乗ろうと思うから、それまでの時間、少し順天を散策。
鉄道文化マウルという日本統治時代に日本人の鉄道マンが多く住んでいたというところに行ってみた。
鉄道関連の壁画やカフェがある。
それほど気を惹かれるものはなく、退散。

   

ゆっくりとバスターミナル方面へ歩みを進める。
ここの市場はなかなか活気がある。
商売人も買いに来る人も多い。
大規模な青空市だね。

バスターミナルはすぐそこ。
そろそろバスの時間だ。釜山に戻ろう。
初日以来だ。初日は30分くらいしか滞在してないし。

     

海雲台

     

釜山まで快調に飛ばし、2時間半くらいで沙上バスターミナルに着く。帰ってきたな。
もう一日あるが、釜山に戻ってくると旅の終わりが見えてきて、少し名残惜しさを感じずにはいられない。
明日は恒例のWHO.A.Uで買い物のつもり。
西面(ソミョン)のNC百貨店に出店してるらしいと情報を得ていたので、下見に行こう。
西面まで地下鉄で。

NC百貨店に入ってみると、WHO.A.Uはあった。
しかし規模は小さく、これじゃあ買えないなあという感じ。
やっぱり明日、金海のI Squareモール店に行くことにしよう。

NC百貨店を出ると、オリーブヤングがあった。
この化粧品店で最近、バナナ牛乳風のハンドクリームを売り出し、人気とのこと。
会社の知り合いの情報によるとソウルでは売り切れ続出で、入手困難ということだった。
ここはどうかなー、入るとすぐ目についた、あった!
しかもリップバームも。イチゴ牛乳版もある。
バナナ牛乳のハンドクリームとリップバームをゲット。やったね。
買ったのは下の写真の右2つ。左の2つは比較のために置いた本物のバナナ牛乳とイチゴ牛乳。
100ml以内なので機内持ち込み可能だ。
手荷物は預けたくなかったから、これもOK。
夕食はプルコギ石焼ビビンバを食し、さてこの後はと。

 

大体チャガルチ方面か海雲台方面に行って泊まることが多い。
今回は海雲台に行こう。
何年か前に正月明けのビーチがいい雰囲気だった印象があったので。

   

海雲台はクリスマス&ハッピーニューイヤーということで、人出は多く、まだまだ夜はこれからだぜって感じだった。
ビーチでは大道芸人を囲む人だかり。
ホッキョクグマの大きなモニュメントがライトアップされていたり、しばしフラフラする。

明日帰国かあと感慨にふけりつつ、ホテル選び。
選びたい放題なくらいある。
最初に入ったところはW11万もするのでやめた。
えっ、こんなに高かったっけ。ちょっとランクが下そうなところを外観から選び、W5万だというので決めた。
充分きれいな部屋だった。

 

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