4日目 大興寺、光州、ソウル
朝テレビをつけるとFin.k.lのMVが流れた。懐かしい。
韓国に行きだした頃流行っていてよく聴いていたものだ。
メンバーのオク・チュヒョン、イ・ヒョリはソロで活躍しているし、
ソン・ユリはよくドラマで見る。
イ・ジンだけ自分は見かけてないけど、まだテレビには出ているようだし。
4人とも現役ってすごい。
帰国したらFin.k.lのCDでも聴いてみるか。
宿を8:30に出る。大興寺までは車道を3km位歩くらしい。
朝早く、人も車もたまにしか通らない。
しんと空気が澄んでいる。寒いけどね。
山あいの道を歩いていく。
遊仙館(ユソングァン)という韓屋旅館があった。
当初はここに泊まろうかとも思ったけど、予約は電話のみのようだったので断念。
人気のある宿みたいなので、いつかは泊まってみようかな。
大興寺の入口に着く。
さらにゆるやかな登りが続く。
周囲を山に囲まれいいところだ。
稜線がカーブしていて、美しい。
盆地になっているような立地。
連理根といって木の根が2本の木の間でつながっている。
連理枝は何度か見たことがあるが、連理根は初めてだ。
縁起のいいものなのだろう。
空が青くて、いいねえ。
大雄宝殿は左か。
大雄宝殿、ここがメインのようだ。
大興寺は広い境内であるが、参拝客が入れる所が少なく、大雄宝殿のみが見どころな感じだ。
正直ここが世界遺産なのかあと思ってしまった。
個人的には昨日行った美黄寺の方が気に入ったな。
大興寺はこれからまだ増築するかのように建設中の建物が多い。
広い割に入れる所が少なく、見どころがないかなあ。
うーむ。四方を山に囲まれた最高の場所ではあるけど。うーむ。
三十三観音聖地、また一つ制覇。
ざっとぐるっと廻り、帰路へ。
バスの時間が丁度良く、海南バスターミナルへ、そして光州へ。
やはりじっくり見たい寺とそうでもない寺とがあるね。
だんだん目が肥えてきたのかな。
海印寺、華厳寺、通度寺が印象に残っている。
まあ気に入った寺はまた行ってみるよ。
光州バスターミナル、U-Square内のフードコートでブデチゲを頼む。
先日、日本でカップラーメンを食べたので、本場はどうかなと思って。
こちらもインスタントラーメンだとは思うけど、スパム、餅、ソーセージとかちゃんと入っていて、
なかなかうまい。
B級グルメ的にね。
さてと今日のうちにソウルに戻ろうと思うから、まずは光州松汀駅に行って、KTXのチケットを取っておこう。
バスでも帰れるけど、時間かかるし。
KTXの夕方のチケットを買い、ロッカーにリュックを預けた。
4時間位フリータイムだ。
光州の観光案内マップを見て、フラフラと行ってみよう。
このペンギン村、気になるよね〜、と向かった。
2日目に行った文化殿堂駅まで地下鉄に乗り、ベビエルというパン屋を覗き見。
うまそうだけど、パンの大きさハンパない。
いざペンギン村へ着いた。
そこは昔の住宅街に壁画を描いたり、美術品的なものを壁に貼り付けて街の活性化を図っているようなところ。
おしゃれなカフェが点在。
インスタ映えな場所だ。
なのでカップルの散策が多い。
あとはオーウェン(って知らないけど)の記念閣やらを見つつ、錦南路(クンナムロ)の方面へ歩いていく。
今日は暖かいかも。手袋なしでもいられる。
錦南路、10年位前に一度嫁と来たけど、よく覚えてないや。
10年たったら、店も入れ替わっているし、なんか安い店でTシャツ買ったら色落ちするやつだったんだよね。
あてもなくブラブラと。
カフェに入ったり、メロンジュースを飲み歩いたり、まっこんな過ごし方も旅ならではかな。
KTXでソウルへ戻る時間だ。
光州松汀駅へ向かう。
当駅始発のKTXであるが、結構混んでいた。
日曜の夜でソウルへ戻る人が多いのだろう。
地方都市から一気にソウルへ。
龍山(ヨンサン)で下車し、たまには違うところに泊まろうと舎堂(サダン)へ。
ここも数年前、飛行機の隣に座っていた青年に仁川空港まで友達が迎えに来ているから、
途中まで送ってあげるよと連れて行ってもらったところだ。
ホテルが多い場所である。
屋台を冷やかしながら、最後はこの旅で初めてお気に入りのキンパッ天国に入り、ラッポッキで締めた。
実はこの後、大失敗をやらかしていたのはここには書かず、話のタネにとっておきます。。。