3日目 タンクッ、美黄寺、海南
タンクッまで来たから、日の出を見たいなあと朝7:00に宿を出る。
もやってる?うす曇りか。
日の出は厳しそうだなあと、暗がりを展望台まで歩いていく。
展望台にはタワーがあり、見晴らしが良さそうな所。
モノレールがあるけど、この時間は営業時間外。
歩くしかない。
30分かかって展望台へ。
7:30、日の出はあと10分。ダメだなこりゃ。
明るくはなってきたが、太陽が姿を現す感じではない。
日の出時間を過ぎても曇ったまま。残念。
また来る理由ができちゃったよ。リベンジだ。
そのまま階段を下り、タンクッ塔まで。
韓半島最南端の塔がある。一番南はここらしい。
先客のカップルに写真を頼まれ、撮り合いっこした。
帰りは海岸沿いに歩いた。
モノレール駅を通り過ぎ、ホテルに戻る。
軽く朝食をとり、身支度を済ませ出発。
今日は美黄寺(ミファンサ)に行きたいんだけどね。
バスの切符売り場を兼ねたスーパーでお兄さんに聞くと、バスは途中で降りて、そこからタクシーとのこと。
なんならここからタクシーにしようと呼んでもらった。
ここ、流しのタクシーもいないようなところなんだよね。
10分ほどしてタクシー到着。
乗り込んで30分くらい、16km。W20,000で美黄寺に着いた。
徐々に日が差してくる感じ。
しんとした空気感。
僧侶のお経を唱える声がスピーカーから聞こえてくる。
いい雰囲気。メインの大雄宝殿は丹青の塗装をしていない木そのものの素材を生かした建物。
これもいいね。
今は何か法事的なものをやっている感じなので、お昼頃また行ってみよう。
境内をブラブラし、脇にそれてコンビニで買って来たおにぎりを食べたり。
ここバスは1日4便のみだし、入口付近に食堂なんか一軒もない。
お昼を用意してきて正解。
さあ12時過ぎた。みんなお昼だよねと大雄宝殿内へ。予想は的中。誰もいない。
お目当てはと・・・あった。
名付けて♪僧侶たちのコーラス。
2006年に出た雑誌芸術新潮の韓国特集号に載っていてずっと来てみたかったんだ。
実物は梁に描かれている。
30人の僧侶たちがホント合唱しているかのよう。
見られた。はるばる来た甲斐があったもんだよ。独り占めできたし。
境内にある仏具みやげ屋内に伝統茶を出す休憩所があったので、柚子茶で休憩。
美黄寺、行きづらい所にあるけど、行って良かった。
さてと、1日4便あるバスに乗って、海南に戻るか。
時刻表はバス停にあって14:00に間に合うように戻る。
15分遅れで郡内バスが来て、乗り込む。
45分で海南バスターミナルへ。
次の目的地、大興寺(テフンサ)へはバス便が多いので、安心だ。
ここから15分と近いし。
もう少し観光地化されているだろうから。
何てたってユネスコ世界遺産ですから。
しかも韓の国三十三観音聖地でもある。
ここもじっくり見たく、今日これからではせわしないので、大興寺近辺のホテルに前泊し、明日行くことにする。
なので今日はのんびりとCAFE DROPTOPで遅めのランチ+おやつということで、メイプルハニーブレッドを。
お昼はコンビニおにぎり2個だけだったしね。
さてと明日に備えて、大興寺付近までバスで行く。
15分で着いたところはさびれ感満載の観光地だった。
閉まっている店が多く、何しろ人がいない。土曜日なのに。
宿はいっぱいある。コンビニはなく、売店的なものだけ。
食堂は多いけど、開いていない。
ぐるっと一周歩いてみた。
宿の目星をつけ、明日の朝食を売店で購入。
パンとかないので、カスタードパイとした。
宿は入ってみると、フロントに人がいない。隣も同じオーナーなのか、いない。
でその隣は満室。え?どこに人がいるんだ。どうやら学生の団体予約が入っているのか、あとでバスが来たりしていた。
で、あそこなら空いているとフロントのお兄さんに教えられたホテルへ。
フロントに人はいなかったが、食堂におばさんがいた。
声をかけ、どうやらこのおばさんが対応するらしい。
W40,000。オンドル部屋、そしてあとで食事をサービスすると言われた。
ラッキー。食事つきのホテルなのね。
あとで呼ばれて行くと、パンチャンいっぱいにテンジャンスープ、ごはん。
ん、まあそうね、余りもの的ね。
他の客のテーブルを見るとカセットコンロに鍋とか焼き魚とかあるけど。
お金払ってるんだよね。
一人で来た外国人にサービスしてくれたって訳ね。
ニンニクと青唐辛子の炒めはうまかったよ。