1日目 ソウル、旌善


ソウルへ



令和最初の韓国旅行。通算42回目。
もはや回数をカウントしたところで意味はないが。

毎回羽田空港に着いて考えること。
今回も無事に空港までやって来れたことに感謝する。
42回中、急遽行けなくなったとか、日程変更とかなく訪韓の日を迎えられている。
すごいことかも知れない。
自分含め家族に何かトラブルがあれば韓国旅行どころではなくなるわけで。
感謝だな。もう感謝しかないですよ(ん?誰かの言葉か?)

前回、すなわち今年1月に行ったときの印象が極めて少なく、
嫁さんには今回の旅行記は淡々としていてつまらないと、ダメ出しされたこともあり、
次回は改善したいと思っていた。仕事か!というツッコミもありますが・・・

今までの旅行記を読み直し、何が印象に残ったか、楽しいと思ったかを振り返り、
それをプランに入れようと思ってはいた。
だけど、日々の忙しさにそんな余裕はなく、今日を迎えるという・・・
まあ、あまり深く考えずに楽しんで行きましょう!と。

6日間の大体のプランは決めているけど、大体でいい。
全くそうね!って感じで(カーグラTV田辺さん風で。って伝わらないか)。

韓国のホワイト国解除ということで、かつてないほどの日韓関係の冷え込み具合だが、どうだろうね。
日本政府は嫌いだけど、日本人は好きと思ってもらえるだろうか。
そう思われるような行動を心掛けたい。

仕事は4月から少し役職が上がり、自分でやるというより、
人にやってもらって管理する側に変わってきて、数ヶ月経ったところ。
夏休み前は非常にドタバタしていたが、休み前最終日に奇跡的に一段落でき、
すっきりとした気分で旅行に行けるのは最高だ。
仕事のことは一切忘れよう。忘れてもいい。うん。

 

今回も羽田からの金浦行きANA。
どうも成田まで行くのが面倒で、羽田ばかりだ。
次回は成田−釜山にしようか。

そう、先ほどトラブルがないって書いたけど、何かあったかなあと振り返ると2つあったか。
初めての一人韓国旅行の時、もう20年前だけど、成田からのユナイテッド航空がオーバーブッキングで、
2万円払うから明日の便にしてくれと言われたことがあった。
2泊3日のツアーなのに明日来てくれと言われてもねえ。
と引き下がらなかったら、大韓航空のプレステージクラスに乗れることになった。
後にも先にもプレステージクラスなんてないよ。
ってこれはトラブルではないか。
もう一つは前回だな。
ソウルの地下鉄の駅で重いリュックをコインロッカーに預けて、夜の街をブラブラ食事とかして、
さて荷物を出してホテルに行こうかと駅に行ったら、さあ大変。
終電が終わってて、駅のシャッターが閉まってしまった!コインロッカーに行けない。
あちゃー、やっちゃった。まだ12時過ぎたばかりなのにって、油断してた。
まあ、これも次の日の朝には荷物を取り出せたので、大したトラブルではなく、いい話のネタになったってところ。

飛行機では深海誠監督の「言の葉の庭」を見て、少し感動して、そしてソウルへ。
すぐ着いた。

 

こちらも関東同様、刺すような日差しで、熱風だな。
不必要に外を歩きすぎないようにしないと。

お昼は適当に入った店で野菜チャーハンを頼んだけど、んーうまくない。半分くらいにしておいた。
最初からお腹壊したくないので。

ゆっくりと東ソウルバスターミナルへ向かう。
今日の目的地は旌善(チョンソン)。
旌善五日市で有名とのこと。
市場に行ってもなにも買わないけどね。
江原道の行ってないところを目的地にした。どんなところだろう。

   

東ソウルバスターミナルのある江辺(カンビョン)まで地下鉄2号線で行く。
蚕室(チャムシル)にできたロッテワールドタワーがすごいな。まだ行ってない。
旌善行きのチケットを購入。
次は17:35発。2時間近くあるよ。
のんびりしよう。隣のテクノマートに行き、地下にあったダンキンドーナツで、しばし休憩。
こういう時間が何気に旅行後に印象に残っていたりもする。
外は暑いしね。バテないように。

現地でスマホで色々調べられるようになって、旅も変わったよ。
以前は「地球の歩き方」のガイドブックを持って来たり、事前にネットで調べて、
地図をプリントアウトして持って来たりしたけど、今や下準備なしで、その場で調べれば何とかなってしまう。
道に迷うこともない。
良い面はもちろん多いけど、迷ってようやくたどり着くのも旅の醍醐味だったりしたけどね。

旌善へ

   

さあ、ターミナルに戻ろう。
バスは定刻に出発。原州(ウォンジュ)までは高速、その後はカーブの多い山道に揺られ、
冬季オリンピックのあった平昌(ピョンチャン)を通り過ぎ、2時間半で旌善に到着。
もうすっかり夜だ。そしてやや涼しい。
そして周りには何もない。
旌善の中心部からは少し離れている。1キロくらい歩いていく。

 
お昼はイマイチだったから、夜はしっかり食べたいな。
街の中心部に近づくと、ようやく店の明かりが見えてきた。
キンパ天国があった。ここでいい。まあまあ混んでいた。
定番のトンカツで夕食を。 なかなかうまかった。
その後はここにもあったパリスバゲットで明日の朝食パンを買って、近くの宿にチェックイン。
W60,000の洋室。
今日は朝早かったし、もう寝ましょう。

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