2日目 ハンバム村
韓国での朝はついつい早く起きてしまいがち。
テレビをつけると、「花様年華」というドラマをやっていた。ユ・ジテだ。久しぶりに見た。
「春の日は過ぎゆく」という映画が好きだったなあ。
8:20に宿を出て、東大邱駅へ。
今日は何となく決めていたハンバム村へ行ってみることにする。
最近出た「韓国ひとめぼれ感動旅」という小暮真琴さんの本で、今回行ける所をいくつかピックアップしていたうちの一つである。
地下鉄とモノレールを乗り継ぎ、パルゴ駅まで。ここから急行バス9番で行けるようだ。
本数は多いようで、20分ほど待つとやってきた。
バスで40分ほど、テユル1里で下車。ここかあ。
内陸の済州島と呼ばれ、石積みの塀に囲まれている雰囲気が良い。
あっちこっちと歩いていく。結構広いかも。
バス停付近に食事処があったので、遠くまで行く前に食べよう。
きれい目の食堂に入ると客はなし。定食を頼む。メニュー名が「定食」なのである。
何が出てくるかはわからない。
肉と魚と野菜とみそ汁付きと、なかなかおいしかった。
と食べているうちに満席近くに客は入っていた。
さてと歩くか。
入り組んだ道を右に左にと進む。
炎天下、暑い。長くはいられない。
感じのいいカフェがあったので、休憩。
若い店主は私が韓国人ではないと気づき、話しかけてきた。
日本人ですと答えると、日本語で返された。
6年留学していたとのことで、ペラペラだった。
ここに日本人が来るのは珍しいようだ。少し話して、席へ。
アイスコーヒーと吹き抜ける風が気持ちよい。
ワンちゃん、人懐っこくてかわいかった。
しばしくつろぐ。
汗が引いたところで、カフェを出て、バス停へ。
毎時35分発というのをバス停の時刻表で見ていたので、その頃に行く。
バスが5分遅れでやってきて乗り込む。
車中はほぼ寝ていた。バス移動があると、うたた寝に利用できるのでいいね。
来た道を戻り、東大邱駅へ。
蔚山に移動するかな。
NAVER MAPで調べたら、ムグンファ号で丁度いい時間のがある。
窓口で切符を買おうとすると座席がなく、立ち席で良いかと。えー、そんなことってある?
立ったまま太和江駅まで1時間以上行くのはつらいので、取りやめた。
じゃあ素直に高速バスで行こう。
バス乗車券はすんなりと買えた。
鉄道はまたの機会に。
バスで2時間くらいかかって蔚山へ。
蔚山は2度目の訪問。コロナ前最後に来た以来だ。
前回はヒョンデ自動車の工場しか見てなく、街に入ると楼閣が見えて、改めてゆっくり街を見てみたいと思い、再訪することとした。
夕食は今回の旅でチメクしたいと思っていたので、チキン屋へ。
チメクはチキンとメクチュ、ビールのことを言うが、サイダーとなのでチサイと呼べばいいかな。
ヤンニョムチキンがマイブームなので、それを頼む。余裕で二人分はありそうな量であった。
これしかメニューにないから仕方なし。
食べられるだけ食べ、少し残してしまった。
蔚山のバスターミナル付近は飲み屋街なので、人が多い。
もうすっかり賑わいを取り戻しているね。
宿は、この辺はホテル街でもあるので、NAVER MAPで調べて、50,000ウォンのところにする。