3日目 蔚山
宿を9:00に出る。日本では台風7号が上陸しているが、こちらは薄曇りで微風。のちに晴れてきた。
今日は蔚山市内をぶらぶらで。コインロッカーにリュックを預け、身軽になってさあ行こう。
前回慶州から蔚山に高速バスで来た時に、大きな楼閣が目立ってて、行きたいと思っていた。
蔚山も太和江という大きな川が流れている街だ。
私の好きな街の条件というか、気に入る街は大抵大きな川が街を流れている。
ソウルの漢江、パリのセーヌ川、ローマのテベレ川、フィレンツェのアルノ川、挙げればきりがないが。
工業都市として蔚山は有名だが、観光する場所も多い気がする。
あえて観光のために蔚山に来る日本人が少なそうなのも気に入りポイントかも。
太和楼までバスで。
そうそうこれだよ。これを遠くから見たんだ。どこからだろう。あとで歩いてみよう。
まだ10:30前だけど、インスタでチェックしていたBCDコーヒーへ。
もし蔚山に来たら、行ってみようとNAVER MAPでお気に入り登録してた。
いいね。インスタ映えカフェだね。
そして頼んだテピョコーヒー、うまさ最高。
アイスコーヒーとしてベストだよ。
太和江国家庭園方面に歩いていく。広いな。太和江沿いを歩く。
いい天気だ。そして暑い。
徐々に太和楼が遠くになっていく。あー、こんな感じだな。
太和楼を囲むように高層マンションが建ち並ぶ。この光景が何かすごさを感じたんだ。
古いものと現代のものとのコラボ。
韓国の国花、ムクゲが咲き乱れている。
このまま庭園に突入しても、歩き疲れるだけなので引き返し、蔚山倭城方面に向かおう。そして途中でお昼も食べよう。
蔚山倭城は昔の「地球の歩き方」の蔚山のページで唯一載っていた場所。最低限ここだけは押さえておこう。
途中のアーケードで、韓国にいることを無視したチョイスでパン入りスープパスタを食べる。
まあまあだった。
さてと、蔚山倭城へ向かおう。あと1.5キロくらいを歩く。
遠くに小高い丘が見えるので、多分あそこだろう。
炎天下、歩みを進める。
着いたあ。
ポカリのペットボトルを購入し、いざ入場って今は単なる公園。
三の丸、二の丸、本丸との看板はあるが、それがなければただの広場。
石垣が残っている。ここくらいかな、昔の名残があるのは。眺めはいい。
遠くにヒョンデ自動車の工場が見える。
江戸時代の頃、加藤清正が築城したとのこと。
そんな昔に日本人がここに来てたんだねえ。物思いにふける。
バスに乗り、バスターミナルへ戻る。
今日の市内観光はこんなところにしておこう。
暑くて仕方ない。ロッテ百貨店で涼みながらマンゴーラッシーでのどを潤す。
まだまだ外は暑いが、なんとか行きましょう。
今日はビーチ沿いに泊まろう。
蔚山十二景の一つ、大王岩に向かう。
バスで1時間ほど。もう5時過ぎだが、駐車場に車は多い。有名な観光地のようだ。
夕方の海近くの林を進んでいくと、何かの入り口だ。なんだろう。
今日は無料で入れると書かれている。ん?ん?すごっ!
吊り橋だ。かなり長い。200メートルくらいあるかな。
下は海だよ。すけすけ。渡るとかなり揺れている。下が見える。
でも大丈夫。なんともない。どうやら高所恐怖症ではないようだ。
もしそうなら富士登山もスキューバダイビングも苦手になってるはず。
一気に渡り切り、大王岩へ。
なんか吊り橋を渡って遠回りしてる感あり。
白い灯台の近くを下がっていき、見えた。うーん、いいねえ。
写真映えする。台風の影響はあるのか、波は激しい。飛沫が上がってくる。
岩の先の先まで行けるんだね。
なかなか岩がかっこいいじゃん。
ここが韓国本土で一番日の出が早く見える所らしく、明日はどうする?
起きてみる?せっかくだし。晴れるかな。まあ考えとこ。
入口に戻り、食堂街でユッケジャンカルグクスを頂く。
スープ、まいうー。
近くにゴンチャがあり、食後にタピオカを。
今日の宿はビーチ方面にたくさんあるところから選ぼう。
大王岩に近い方にしたい。とりあえず夜のビーチを歩く。
結構栄えている。
ステージでドラムショーをやっていたり、人は多く、にぎわっている。韓国のビーチって感じだ。
イルサン海水浴場というらしい。
部屋から海が見えそうな宿を選ぶ。自動チェックイン機があって、60,000ウォン。
いいじゃん。部屋は広くきれいで、海も見える。
潮騒の音を聞きながら、寝られそうだ。