4日目 蔚山、昌原


大王岩公園で日の出

     

4:39に目が覚める。アラームは4:45にセットしていた。アラーム前に起きるとは私は人間目覚まし時計か。
カメラだけ用意して、いざ大王岩へ。一番近くの宿にしたが、歩いて20分はかかる。
雲は少ないので、日の出は期待できるかもね。
うす暗い中、きっと歩いている人なんていないだろうと公園に入ろうとすると、
いえいえそんなことはなく早朝の散歩やジョギングしている人は多い。
この時間にしてはだけど。

   

20分ほど歩き、大王岩に着く。
なんとライトアップされてる。センスのない。。。
しばらくすると消えたが、日の出とは合わない感じだった。
カメラマンは他3名。それぞれ違うアングルなのだろう。バラバラだ。私はそれらの真ん中あたりで待つ。
なんとなく水平線からの日の出は無理そうだ。
でも雲は薄いので、水平線から少し上がったところでは太陽を拝めそうだ。
だが一人、二人と日の出前に退散していってしまった。水平線から上がらなきゃってか。へえー。

と、5:45、日の出時刻の5:42を少し過ぎて、雲の切れ間から太陽登場。えっ、そこか!
大王岩と撮るならもっと右じゃん。急いで場所替え。なんとか撮影。いいねえ。
ほかの人はどんなアングルで撮りたかったのやら。
ここは韓国本土で一番東のほうに位置するので、一番早い日の出と言われている。
よしよし。久しぶりの日の出を拝めた。
韓国で以前はもっと見てた気がするけど、なかなかね。旅行先で5時あたりに起きるというのはねー。

 

宿に戻り、朝食にパン、そして身支度し、さあ出発。

   

今日は特にほかに思いつくことはなかったので、なんとなくの計画通り、昌原のチャンス庵を目指そう。
ちょっと前、慶尚南道のFacebookで映えな写真を紹介してたので、行ってみたくなった。単純なものです。
NAVER MAPで場所を調べ、近くまでバスが走っていれば、まず行ける。
なぜわざわざこんな所に日本人が!的にはなりそうだけど、今どきは増えてきてる気がする。

市内バスで蔚山市外バスターミナルへ。
ここから馬山まで行くが、次が12:00発か。
1時間以上ある。えーと、お昼でも食べて過ごすか。
昨日のスープパスタはイマイチだったので、リベンジで無難にトマトパスタとしよう。
パスタ好きなので、リセットしたかった。今日のはうまい。

     

チャンス庵

バス時刻にターミナルに戻り、馬山へ。
今日は朝早く起きたこともあり、バス移動メインでうたた寝タイムを確保。結構寝られます。気づいたら馬山っていうくらい。

ここから一気にチャンス庵、と行きたかったが、やはりバスの便数が少ない。
バスを乗り継ぐが、その先が40分待ち。さすがに午後遅くなってしまうので、タクシーにするか。距離は20キロ、30分と出てる。
20,000ウォンくらいと目安の料金までNAVER MAPに出てくれる。
せっかくタクシーに乗るなら、アイオニック5のタクシーがいいなあと流しのタクシーを探すが、探すときに限ってこないものだ。
仕方なくルノーコリアのSM6にした。
タクシー運転手にチャンス庵と言って、スマホ画面を見せても知らないようだった。
NAVER MAPの住所をカーナビに入力してもらって、いざ出発。
SM6、Dセグメントだよね。加速、乗り心地とも申し分なし。

   

30分かからず、チャンス庵に到着。
予定外に直接来ちゃったので、飲み物の追加を買う間もなく、持参のペットボトルのコーン茶が残り少ない。
汗かかないように歩こう。あいにくの曇り空ではあるし。

     

チャンス庵、入り口から急坂。海に面した斜面に建てられている。
海がここまで見渡せるお寺は珍しい。
晴天だったら最高だったが、雨が降ってないだけ良かったと思わなきゃ。
あれやこれやと撮影タイム。この旅、初のお寺か。
テンプルステイや韓の国三十三観音聖地のどこかに行くのも考えたが、この夏の異常な暑さを考え、サクッと行ける場所だけにした。
このチャンス庵は行きにくいけどね。なんのこっちゃって感じだけど、チャンス庵は行きたかったからね。
三十三制覇のために、あえてそこに今行くか、いや今回はいいでしょということ。

   

   

帰りはバスで。大体の時刻も読めるので16:30頃に来ると読み、バス停へ。
バスは16:20に来たけど、早い分にはいいや。
馬山市外バスターミナル付近まで戻ってきた。
さすがに水分不足なので、カフェに直行。

元々はチャンス庵付近に宿があればと思ったが、コンビニすらない、何もないとこなので断念。
海沿いの馬山、昌原に泊まるのもいいかと。
釜山まで戻ってもいいけど、旅はあせらずということで。
海の方にホテル街がある。食堂もありそう。

   

ところで何が食べたいかな。何も思いつかなくなった。
パスタ食べてるし、韓国だからって韓国料理ばかりでなくてもね。

ん、うなぎ屋だ。うん、いいね。
活気ある食堂が見え、客も多い。眺めも良さげ。ここにしよう。
うなぎは二人前からのようであるが、二尾ってことでしょ。いけるよ。
うなぎは自分で焼くようだ。

注文したけど、なかなか来ない。
15分待ってもこないってことは今までどの食堂でもないので、店員に訊いてみると、忘れられていたようで、店員に謝られた。
うちの夫婦にはあるある体験。韓国では初だね。

   

すぐにうなぎが来て、焼く。
白焼きってあまり食べないので、どのくらい焼けばいいか感覚がわからない。
焦げ目がつくまでは焼かなくていいよね。
試しに食べてみる。うん大丈夫。
コチュジャン、しょうゆ、みそをつけて食べる。
しょうゆが合うね。サンチュもあるけど、そのまま行くのが、うなぎの味を味わえるから好み。
2階の窓際席からは外の様子、海が見え、最後の晩餐?ん、明日もう一日あるか。

 

いい時間だった。
食堂を出て、トゥレジュール、コンビニに寄り、宿へ。
空室あり。50,000ウォン。今回はNAVER MAPで宿泊費を調べてから入るので、90,000ウォンとかになることはない。

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