3日目 天安

今日はあいにくの雨模様。でも降ったりやんだり程度。
ムグンファ号は9:49発で駅のすぐそばにいるから、朝はのんびりできた。
知らないドラマ(初、恋のために)だけど、愛の不時着の人民班長役だった女優さんキム・ソニョンが出てて、しばらく何の気なしに見てしまってた。

さあ、そろそろ行こう。雨はぽつりぽつり。
聞慶行きのKTXが入線してきて、ホームで少し撮り鉄できた。
沿線で待ってるより、ホームでの撮り鉄は確実だね。
自分の乗る列車が入線してきた。結構、人が乗ってるもんなんだね。満員ではないけど。
しばしの列車旅を味わう。

ゆっくりと着実に列車は進んでいき、天安に定刻に着く。
友達との待ち合わせ場所はバスターミナルなので、20分程歩いて向かう。
途中、チヨンさんからカカオトークが入り、もう車で迎えに着いているとのこと。
もうすぐ着くよと連絡し、急ぎ足で歩く。

チョンエさんは巨済島(コジェド)から高速バスを乗り継いで来るのだが、もう着いてるのかな。
高速バスターミナルの方へ向かうと、遠くで手を振る人影が。チョンエさんだ。
5時間かかったとのこと。
一緒にチヨンさんの車が来る場所に行く。
間もなくチヨンさんのヒョンデ サンタフェが到着。
すぐに乗り込み、慣れた運転で天安の街を行く。

まずはランチ、ヘタンという、いか料理のお店へ。
甘辛くて美味。スユクも頼んでおり、食べきれない。
お互い年を取ったという話から、近況報告的に。
チヨンさんは私より6歳下。旦那さんは定年まで中国で働く予定で、娘さんは中国へ留学中、旦那さんと一緒に住んでいるとのこと。
チヨンさん自身はいまは息子さんと二人暮らしである。息子さんは塾に行ってて結局会えなかった。
趣味で描いている絵をスマホで見せてくれた。プロ級に見える。売れるまではしてないそうだが。
娘さんもその血を受け継いで、絵画系の大学に行っているそうだ。
一方、チョンエさんは私より8歳下で、旦那さんは蔚山に単身赴任中、息子さんは思春期で手に負えない、娘さんは雑誌の表紙モデルになったと写真を見せてもらったりした。

ランチ後は私がリクエストしていたトゥージュールのパン石窯村へ。
パン工房やカフェなどがまとまった施設。
せひパン好きの嫁を連れてきたかったが、下見ということで。
パンを買ってその場で食べたり、いろいろのぞいたり。
カフェにも寄りたかったが、混んでいるのでやめて、この近くに韓屋のカフェがあるとチヨンさんが言うので、そこに向かう。




チヨンさんは雲が好きなようで、ウワー、イェップダと車が止まるたびに写真を撮っていた。
こんな道、通れるのかっていう農道を行くと、プンセコーヒーはあった。
駐車場はそれなりに混んでおり、人気のようだ。

韓国伝統の韓屋に庭園が整備され、雰囲気のいいカフェだ。
2007年に2人が日本に来た時に行った鎌倉、江ノ島、お台場にはまた行きたいらしい。
とか翻訳ソフトPapagoを併用して何とか会話する。
チヨンさんにこの後どうすると聞かれ、ボーリングはどうかと言ってくる。
チョンエさんは卓球がいいとか。
ボーリングかあ、2007年に2人と私の会社近くでやって以来になるよ。


チョンホチという小さな湖に寄って、腹ごなしに湖沿いの道を少し散策してから、いざボーリング場へ。
1階は競売場で自転車の競りをやっており、それを横目に地下へ降りる。
ボーリング、韓国では流行っているのかな。
ほかに客がいなかったけど。
チヨンさんは普段からやっているようで、150を出しトップ。
私は100をかろうじて超えたくらい。

17時過ぎのいい時間になってきたので、チヨンさんのアパートへ。
アパートと言っても超高層のマンションのように見える。
今は息子さんと二人暮らしなので、部屋に物は少なく、きれいだ。
チヨンさんの絵を何枚か見せてもらってから、ゲストハウスへ。
訪韓前にゲストハウスがあるからそこに泊まればいいと聞いていて、はいとは言ったもののドミトリー的なものを想像していた。
が、この高層アパートの住民用に、来客があったり、宴会をしたりするときに貸し出しているコンドミニアム的なものだった。
普通に住めそうな部屋を私に借りてくれていた。ありがたやー。

夕食はチキンをこの部屋に持ち込んで、チメクを。私はサイダーだけど。
桃とぶどう、お菓子と昼間買ったパンを食べた。
娘にあげたいからとチヨンさんに日本で買ってくるように頼まれていたプリンミックスと辻利の抹茶ミルクを渡し、喜んでくれた。
二人にはこれとは別に手みやげ、ジブリの猫バス柄のエコバッグを買ってきており、センスがいいと、うれしがってもらえた。
チョンエさんは、私が歌手のヤンパを好きなのを覚えていて、ヤンパは最近ある番組の司会をしていると教えてくれた。
部屋でその番組をYouTubeで流してくれた。随分老けたねとPapagoに入力して見せたら、大ウケした。
最初チヨンさんは玉ねぎのことだと思ってたみたいで、何を言っているの?という表情だったが、歌手のヤンパのことだと途中で気付いてくれた。
不思議な縁で20年以上こうして友達として、会い続けている。
チヨンさんはそれを友情と言っていた。韓国語でも同じだ。
なんかいいよねとしみじみとした。
明日は早いので、いい頃合いに二人はチヨンさんの部屋に戻っていった。
