7日目 5月1日(木) 晴れ 〜三陟〜ソウル〜
朝、TVで笛木優子(韓国ではユミンと呼ばれているらしい)がトーク番組に出ていた。
笛木優子は韓国で活躍している女優である。ユン・ソナの逆バージョン。
お家訪問のコーナーがあって、韓国のレポーターが、日本の笛木の家に訪れ、すき焼きをご馳走になっていた。
肉を生卵につけて食べていたが、生卵を食べる習慣はないのか、いかにもまずそうに食べていた。
こういう番組を韓国で見るのは面白い。
今日のうちにソウル入りをしたい。バスは早いが、4時間も乗るのはつらい。昨日乗った列車の快適さが気に入り
列車でソウル入りすることにした。6時間かかるが、楽だし。
国鉄のインフォメーションセンターに電話してトンヘから清涼里(チョンニャンニ)行きの列車の時間を聞く。
1日6本くらいしかないので聞いておかないと。11:36発なら18時にソウル入りできる。
この程度なら韓国語で聞くことができるようになった。
宿を出て、列車の時間までサムチョク市内散策をした。竹西楼(チュクソル)へ行く。
いい天気。人は少ない。
楼台に上がるが、景色はよくない。工事現場が見えるだけ。
あとはサムチョクの港まで歩いた。単なる漁港だった。
足は悲鳴をあげつつあるので、タクシーをつかまえて、トンヘ駅へ向かった。
列車はムグンファ号全席指定、6時間も乗っているのにW13800でいいなんて安い。
車中では持ってきた携帯ラジオでFMを聞く。気に入った曲がかかって、誰の歌かDJが言うのを聞き逃さないよう気を集中していたら
列車は無情にもトンネルへ。。。誰の歌だったのだろう。知るすべなし。
列車は山合を行き、しばらくは眺めていたが、あまりにも同じ景色が続くので飽きてしまい、寝ていた。
18時前にチョンニャンニ着。都会ソウルに来ると、もうこの旅も終わりなのかと少し寂しくなってきた。
何かもう東京に帰ってきたような気分になる。
最終日には恒例のCD購入行脚に出かけるので、市内中心部の鐘路(チョンノ)に今日の宿を決める。
メガネのフレームが少し曲がって傾き始めてたので、新しいメガネを作るべく東大門ドゥサンタワーに行って30分で作ってきた。
W50000。