4日目 11月3日(月) 〜公州 公山城、そして天安での感動の再会〜
大田(テジョン)に来たのは、観光をするためではない。
いつもなら最終日にするCD購入の時間が、
最終日に取れそうにないので、途中の大都市である大田でしようと来た。
で、今回の購入品はというと
CD
リュウ 「moment」: 冬のソナタの後半、チュンサンとユジンが初めての旅行で
砂浜で遊ぶシーンで流れてた「moment」が聞きたくて
S 「S」: 若造3人組。テレビで流れてた「I Swear」が気に入った
イ・ギチャン「natural」: 以前に買ったテープを聞きなおしてイ・ギチャンっていいかもと思ったので
美しき日々サウンドトラック: 現在NHK衛星で放送中。ZEROの歌が聞きたくて
秋の童話サウンドトラック: テーマ曲の雰囲気がいいよね
夏の香りサウンドトラック: ユン・ソクホ監督の最新作。きっと日本でも放映されるでしょう(放映して)
Love...2: 5枚組のバラード集。新たなお気に入り歌手を探すため
VideoCD
猟奇的な彼女: もう一度見てみようと思って
パイラン: 日本公開時に見逃したから
これだけをリュックに詰め込み、さらに荷物が増えてしまった。
韓国には「州(ジュ)」がつく都市が多い。清州(チョンジュ)、全州(チョンジュ)、光州(クヮンジュ)、
慶州(キョンジュ)、そしてこれから行く公州(コンジュ)。
バスターミナルで切符を買うとき、
日本人の発音では必ず聞き返されてしまう。ハングルで紙に書いて見せるのが確実。
清州と全州なんか、カタカナで書くと一緒だし。
ここ公州では公山城(コンサンソン)に行った。
城といっても、城郭しか残っていない。城郭は1周しても1時間くらいなので
ゆっくりと歩いた。
近くに錦江(クムガン)がゆったりと流れ、木々は秋の気配。公州市街地を見渡したりと
観光らしいことはここが最後になるので、のんびりした気分で味わった。
小学生の遠足の集団がいて、ちょっとやかましかったけど。
天安(チョナン)に来たのは前回の訪韓のときに知り合った友達に会うため。
今回韓国入りしてから電話したのだけど、時間を作ってくれて会えることになった。
天安、知らなかった街だけど、かなり栄えている。デパートYAWOORI前で待ち合わせ。
あっチヨンさんだ。笑顔で再会を喜んだ。韓国という異国で知っている人に会えるというだけでうれしくなる。
早速、屋台をはしご。おでん、たいやき、キンパプ、トッポッキ。仕事帰りとはいえ、よく食べるなあ。
さすがに満腹になったのか、食事はもうやめて、居酒屋に行くことにした。
ここでチョンエさんが合流。二人は同じ寄宿舎で住んでいるそう。あともう一人のウンハさんは遠く江陵(カンヌン)にいるとのこと。
久しぶりの再会に会話がはずんだ。ホントに通じ合ってた気がする。
片言の韓国語だったが、伝えたいと思って話せば、「てにをは」がめちゃくちゃだろうが通じるものなんだ。
この旅行で撮ってきたデジカメ写真や、チョンエさんのカメラ付き携帯で撮った写真を見せ合った。
ポンテギ、おそらくカイコのさなぎかなあ。屋台でよく見たけど、初めて食べた。感想、まずい。苦い。
またもや、すべてをおごってもらい(払うすきを与えてくれない)、おみやげとして今韓国で流行っているらしい、息を吹きかけると
髪の色が変わるマスコットのストラップまでもらった。
僕はお土産持ってきてないよというと
「会いに来てくれたのがおみやげだ」とうれしいことを言ってくれる。再会を誓って別れた。
韓国人の温かい心に触れ、そして久しぶりに大ジョッキのビールを飲み干し、宿に帰ってバタンキューでした。