4日目 5月3日(月) 〜順天/求礼〜


楽安邑城民俗村

宿を8:00に出る。順天駅前で68番バスを待つ。
1日12本と時刻表というか本数表に書いてある。
すぐ来た。

ここから、楽安邑城(ナガンウプソン)民俗村に行くことにする。
韓国内にはいくつかの民俗村があるが、ここ楽安は、 普通に住居として暮している人がいる民俗村である。

9:30に到着。入口は観光施設のような雰囲気がある。
村全体が城壁に囲まれている。
入場料を払うようだが、朝早いのか、雨だからか、係員はおらず、 そのまま入ってしまう(帰る時には係員がいた)。
雨が強く、カッパを着て、傘を差しての散策。
住民も観光客もまばら。

わらぶき屋根ではあるが、戸はサッシであったりと、近代化されてはいる。
国から多少の援助はもらっているそうである。でなきゃ今時、住み続けられないだろう。
民泊(ミンバク、民宿のこと)にしている建物もちらほらと見かける。今度は泊まってみるか。

     

ここは大長今(テジョングン)という大河ドラマの撮影にも使われたようだ。
看板が立っている。あのイ・ヨンエが出ていて、結構人気があったらしい。

11:30頃に城壁の外に出る。麦畑か。
雨も強いことだし、今日は無理に行動せず、光州に行って映画でも見て、 のんびりするかなと思って、バス停に行った。
すぐ来たバスは順天行き。じゃあいいかと順天に戻る。

 

求礼 華厳寺

市外バスターミナルには12:00に着く。昨日の店で、マンドゥラーメンを食べる。
マンドゥは餃子のこと。韓国でラーメンは、インスタントラーメンのことをいう。
すなわち餃子入りインスタントラーメン。スープはキムチ味。
これがなかなかいける。B級グルメ好きだからね。

さて、明日は南原(ナムォン)に行くわけだから、今日はそちら方向に行こうと、 次は求礼(クレ)に行くことにする。

順天の市外バスターミナル。
今回は順天に何回戻ってきたんだ?


12:50発、13:30求礼に着。ここもまた、田舎町だ。
市じゃないもんね、求礼郡だもんね。
智異山(チリサン)のふもとである。
雨は小降りになったので、華厳寺(ファモサ)に行くか。


   

路線バスで20分で華厳寺のバス停に着く。ここからが長かった。
歩けど、歩けど、たどり着かず。渓流沿いの車道を2km位歩かされた。
これならタクシーに乗れば良かった。
やっと、たどり着いた華厳寺は、山に囲まれ、どっしりとした重みを感じる寺であった。
うっすらと霧も出ていて、荘厳な雰囲気。

大講堂からは、お経を唱える声が。
そっと中をのぞき見る。
丁度、柱がじゃまをして、お坊さんの姿は見えないが、黄金に輝く大きな仏像が3体あった。
NO CAMERAと張り紙はあったが、お経の声を取っておきたくて、デジカメの動画におさめ てしまう。
後で聞いたら、声ははっきり録音できてなかったけど。


動画におさめられていた画像の一部。

   

南原へ

帰りは、途中でタクシーを拾い、バスターミナルまで。16:15。
ここ求礼に泊まっても何もなさそうだし、今日のうちに南原(ナムォン)入りすることにした。
南原行き16:30発、17時過ぎに着。

雨は降ったりやんだり。
川沿いは、明日からの春香祭(チュナンジェ)の準備で、テントが並び、アドバルーンが上がる。
観光団地まで歩き、瓦屋根が目立つ旅館に決める。
ここのおじさんは、私が日本人と分かると、「こんにちは、お元気ですか、さようなら」
と知っている日本語を並べる。
来た早々、さようならはないだろ。

夕食は、近くの食堂でサムゲタン。おいしかった。
TVでは藤木直人と江角マキ子の姿が映る。ドラマ「ラブレボリューション」が放送されていた。
日本のドラマをハングル字幕で見るのも、勉強になるなあ。



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