3日目 5月1日(日) 〜丹陽〜栄州〜金泉〜大田〜


朝の島潭三峰

4:45に起きて、朝日の中の三峰を目指す。タクシーはすぐつかまった。
辺りは薄暗い。雲は厚い。
三峰に5:20に着く。雲が厚すぎるな。
カメラマンのおじさんが一人やってくる。

6:00頃、太陽らしき光が出るが、弱々しい。
周囲が光に染まるまでにはならない。難しいね。
初めて来て、そう簡単にはいい景色に出会えるわけではない。
富士山だって毎日見える訳じゃない。
また来いってことかな。
川面に岩が映って、それなりには撮れたけど。

       

危ない目にあったことがない。スリ、かつあげ、ケンカ等々。
海外一人旅って危険なことがあるのではと思うかもしれないが、私の場合は全くない。
人のタイプとして、どうしても危険な目にあいがちな人と、全く平気な人があるのではないか。
(田口ランディがどこかで書いていた)
私は幸運にも後者のようだ。といって油断は大敵であることは認識している。

   

タクシーを拾い、丹陽市外バスターミナルへ戻る。
前回の訪韓が急ぎ足だったことへの反省を込め、
今回はゆっくり、のんびりの旅にしたいので、次はさてどこに行こうかとバスの行き先案内を見る。
すぐ近くの栄州(ヨンジュ)にするかな。
ここから列車に乗れるし。

バスの発車まで1時間以上先なので、朝食を食べよう。
キンパプ、そして市場散策。川には釣り師が多い。
朝早かったし、栄州行きのバスの車中はほとんど寝ていた。が終点ではないので寝過ごしてはならない。
1時間かからずに栄州に着く。

     

栄州散策

さてどこに行こうか。とりあえず列車に乗りたいから、駅を目指そう。
途中つつじがきれいな公園で散策。はて駅はどこだ。
小高い丘に登っても、それらしきものは見当たらない。
動物的勘で歩いているが、当たっているのか。
歩きつかれたらタクシーに乗ればいいし。自由に時間を過ごせるって素晴らしい。
でも疲れてきたな。

   

バス停で栄州駅行きがあることを発見。
バスにて駅に到着。

あるHPで栄州から金泉(キムチョン)までの慶北線(キョンボクソン)は一日3本しか列車がなく、
機会があったら乗ってみるのもいいかも とあったので、乗ってみたいと思っていた。
次は14:00発。3時間後か。
それまで適当にしてるとして、これにするか。
切符売りのおじさんはいい人っぽかった。
外国人に対して気持ちいい対応をしてくれた。


     

で適当に歩き出す。川が流れているので、そちらへ。
きれいに整備された川岸、流れはゆるやか。
つつじが美しい。のんびりと過ごす。
気づいたらバスターミナル近くまで戻っていた。

昼は今回初のラーメン。辛い暑い、もう汗だく。
そろそろ駅に行こうか。
路線バスに再度乗り、駅へ。
一度歩いてみると街の雰囲気、位置関係がかなりわかる。

デジカメ、コンパクトカメラはケースに入れ、ズボンのベルトに通しておく。
とっさに出会うシャッターチャンスに銃を抜くかのごとく、撮りまくる。
これが私の撮影術。
だからカメラは小さく軽いほどいい。
一眼レフを持ち歩く気はしない。
小さくて、それなりに撮れるカメラを選ぶ。

   

金泉から大田へ

釜山(プサン)行きムグンファ号、栄州発14:00。
車窓に広がるは田舎の風景。
畑がほとんど。店村(チョムチョン)という駅で乗客が増えた。何かあるところなのか。

金泉まで約2時間。着いた金泉はかなり大きな都市。
雰囲気は先月行った木浦(モッポ)のようだ。
しばらく街を散策。FILAの開店なのか、お姉さんが踊る。

市外バスターミナルは駅の反対側。駅に近い。
最近は駅とバスターミナル間を歩くことが多い。
近いと思って歩くと遠かったり。
ここから俗離山(ソンニサン)行きはない。では大田(テジョン)に行こう。

       

バスで1時間くらい。着いたのは大田の東部市外バスターミナル。
時刻表を見ると俗離山行きは多くある。
よし明日はここから俗離山に行こう。
ここでやっとスンドゥブチゲを夕食にし、近くの宿に泊まる。


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