4日目 5月2日(月) 〜俗離山〜
晴天。8:20の俗離山行きバスに間に合うように起床。
乗り場まで徒歩3分以内の宿なので、楽ちん。
昨日はあまり歩かず足を休める日のはずが、
そうはできず、かなり歩いたので足が痛くなりつつある。
今日で駄目押し、山だよ。
バスは10時過ぎに俗離山のバスターミナルに着く。
みやげ屋、食堂が通りに並ぶ。
韓国の山合にある観光地は大体こんな雰囲気だ。
法住寺(ポプジュサ)まで歩ける距離だが、
登山前の足を少しでも休めるためタクシーで行けるところまで行ってもらう。
法住寺の入口で俗離山の国立公園の入場料も合わせて払う。
少し歩くと見えてきた。黄金に輝く巨大な弥勒菩薩立像が。
でかい。しかも黄金。黄金週間。
いくつかの建物からお坊さんが唱えるお経の声がする。
五重塔。外見はね。
中を見ると空洞になっていた。筒抜け。
これも五重塔と呼んでいいのだろうか。
大雄宝殿は工事中。建物全体がプレハブで覆われていた。
残念。まあこの寺の特徴は大きな弥勒菩薩と五重塔だからいいか。
平日の朝。人はまばら。
と思っていたが、登山後に来たら、中学生の遠足の集団に占領されていた。
では登山と参りますか。今回の旅で決めてきたもう一つの目的地。
俗から離れた山、俗離山。
韓国でちゃんと登山するのは初めてだろう。
でも結果的にはハイキング程度となったけど。
食料がない。登山口に唯一あった売店でチョコパイ3個とお腹が空いたらスニッカーズみたいなのを買った。
これくらいしかない。ああ、ちゃんと用意しておくんだった。
しばらくは平坦な車道。小さな池があったり。
ここから登山道というところに休憩所。
食事もできる。なんだあ。この調子じゃ所々に売店はありそうだね。
ここでラーメンを食べる。
日本人が一人で登山と店主は驚いていた。
韓国語すごくうまいと誉められた。ハハハ。
新緑がまぶしい。汗はかくけど、さすがに山なのでそれほど暑くはない。
さわやかだ。先ほどの休憩所の店主に聞いたとおり、そこから1時間半で文蔵台(ムンジャンデ)に到着。
ここにも売店はあるじゃん。文蔵台自体は大きな岩。そこに登り辺りを見渡すと・・・すごい!
見晴らしがいい。1033m。近くの山々、下の町、見渡せる。
吹き抜ける風が気持ちいい。
山は岩肌が露出しているところが多く、かっこいい山が多い。
売店でサイダーを買い、飲み干す。ハー気持ちいい。
腰の曲がったおばあちゃんの集団もいた。
すごいよ。よく登って来れるよ。
一休みし、まだ体力に余裕があるので隣の山まで縦走して、下山した。
岩山がかっこいいんだよね。紅葉もいい気がする。
売店も多いし、ハイキングにはいい山だ。
下に来ると水の流れる音が近くなる。渓流が見えてくる。
あー触ってみたい。川に降りられるところを見つけて、水を手ですくいあげ顔へ。
冷たい。靴下を脱ぎ、足をつける。冷た過ぎる。10秒と足を入れ続けられない。
一気に生き返る。さらっとした感じになり、下山を続ける。
法住寺に少し寄って、バスターミナルへ。
東ソウル行きが20分後にある。これにするか。
バスは途中、清州(チョンジュ)に寄り、江辺(カンビョン)の東ソウルバスターミナルへ。
車中バク睡状態であった。