3日目 2009/4/24 〜ポストイナ鍾乳洞、ポレチュ、ロヴィニ〜
早朝のブレッド湖を見たくて、5時起きしてブレッド湖畔へ。
これが効いたのかどうか、時差ボケは悪化。
この日の夜は寝られず、グロッキー状態になっていくのであった・・・
まだこの時はそれに気付かず、元気であった。
雨のブレッド湖。空気はひんやりと。
8:00にホテルを出発し、ポストイナ鍾乳洞へ。
その大きさはヨーロッパ最大と言われる。
高速で駆け抜けるトロッコに乗り、鍾乳洞の中心へ。
まるでディズニーランドのアトラクションのよう。
しかし周りは自然にできたものだ。
トロッコを降りて、1kmほど、英語のガイドについて徒歩で行く。
スパゲッティ、ソフトクリームのような鍾乳石。
写真撮影は禁止されているが、みんな撮っている。
「NO PHOTO!」と何度言われてもめげずに撮る。暗いのでうまく撮れないが。
再びトロッコに乗り、出口へ戻る。
七面鳥のジューシーなランチ後、クロアチアに入国。
ユーロからクーナに両替。円からも両替可能。
スロベニア出国時は一人一人パスポートチェックがあり、拳銃を持った警察官がバ
スに乗ってきて行う。
けれどもクロアチア入国時はスルーであった。このいいかげんさ加減がクロアチア
の国民性らしい。
スロベニアは旧ユーゴで最初にEU加盟を果たしている。
クロアチアも2010年に加盟を目指しているということもあって、
人々の暮らしぶりは見た感じ、豊かそうではあった。
でも月給は日本の1/3程度らしい。
物価はそれほどやすいと見えなかったが、
貯金はあまりしない習慣らしく、その日暮らし的。
それでも暮らしていけるなら、
いいじゃんと思ったけど。
イストラ半島の小さな街、ポレチュへ。
歩いて1時間もあれば、廻れてしまうほど小さい。
この後、訪れる街も大体同じ。
半島のように海に突き出た小さな街が多い。
ここの見所は世界遺産のエウフラシス大聖堂。
黄金に輝くモザイク画。言葉を失う。
ちょっとした街並もどこも絵になり、どこを写真に撮ったらいいか迷う。
トラべリックス、世界ふれあい街歩き気分を満喫。
ポレチュを後にし、バス車中より小さなフィヨルドで途中下車。
バス車窓からの景色もヨーロッパらしいというか、のどかで牧歌的で寝てられず、ボーッと見とれてしまう。
次の街、ロヴィニに着く。
きれいな海辺のホテルパークにチェックイン後、ロヴィニ散策へ。
丘の上にある聖エウファミア教会を目指して歩く。
18時を過ぎているが、日はまだ高く、徐々に暮れてゆく街を少しずつ登っていく。
丘の頂上の聖エウファミア教会前で海を眺め、のんびりとした時を過ごす。
帰りは小さな画廊でクロアチア名物のガラス絵、ナイーブアートを購入。
200クーナ(1クーナ=\19)ほど。
自分へのみやげとして。