2日目 3月21日(日) 〜桐華寺〜符仁寺〜
宿を8:00に出て、ソウル駅へ。
今回は山籠り(笑)するつもりなので、というのは冗談で、八公山(パルゴンサン)を
中心に行く予定。
ソウル駅からKTXで東大邱(トンテグ)へ。2時間かからない。
KTXでは読書をしたり、うとうとしたりしてる間に東大邱に着いた。
多くのHPを見たが、バスで行くのは難しそうなので、すぐにタクシーをつかまえ、桐華寺(トンファサ)へ向かう。
30分ほど。W14600であった。
八公山は仏教の聖地とも呼ばれているようで、多くの寺が散在している。
中でも桐華寺は中心的な存在だ。
入場する前に入口手前の食堂で石焼ビビンパを食べる。
寺前街にありがちな、あまりうまくはないものであった。
気を取り直して、桐華寺へ入場。料金W2500。
少し歩き大雄殿。
いい天気に境内の各建物の緑がよく映える。
もう少し行くと白い大仏がある。
八公山を後ろに従え、偉大にそびえている。
境内は広い割にはあまり見るべきところが少ないような。気のせいか。
寺を後にするが、まだ時間はかなりある。
ケーブルカー(ロープウェイのこと)で山に登ってみるか。
とケーブルカーで頂上へ。上へ行くほど強くなる風。
ゴンドラが揺れる。着いた頂上は眺めは最高。
しかし風でまっすぐに立っていられない程。
春の嵐は宙を迷い迷って届かぬ思い。
早々にレストハウスに逃げ込む。カフェラテで冷えた体を温める。
この風でゴンドラが止まったらまずいと思い、すぐに降りてしまった。
降りたところは桐華寺の観光団地のようで食堂やホテルが集まっている。
大邱安全テーマパークというのが見えた。行ってみるとあの大邱地下鉄放火事件の車両が展示してあった。
焼け焦げたコインロッカーなど、火災のすさまじさを物語っている。
あの火災の20日前に自分もその地下鉄に乗っていたから、他人事とは思えず、じっくりと見た。
まだ日は高い。もう一つ寺でも見たいなと地図を見ると、徒歩圏内に符仁寺(プインサ)がある。
行こう。1時間くらい歩いたか。この道は車道だけど路駐の車が多く、みんな八公山の登山者のものと思われる。
登山は日本以上にブームのようだ。
1時間くらい歩いて着いた符仁寺は訪れる人も少なくひっそりとした寺。
建物はきれいで、どっしりとしている。雰囲気が良い。人が少ないのもいい。
ボーとしばらく座って見ていた。あーなんて韓国の寺の緑は落ち着くんだろう。
いつまでも見ていたい。
充分満足して腰を上げ、戻る。
観光団地に戻ったがまだ5時過ぎ。
カフェでうすくまずいコーヒーを飲みながら、これを書く。
そろそろ腹も空いたかな。食堂が多くあるので迷うな。
行きつ戻りつし、ある食堂に入り、カルビチム定食を頼む。
トッポッキ風味にカルビが入っていて、おいしかった。
宿はラブホらしいのしかないけど、一番普通そうなモーテルリースにする。W30000。
なかなかきれいだった。部屋にPCもあったし。