2日目 〜雪嶽山〜江陵〜
宿はエアコンはあったが、温度調節、強弱なし、ON/OFFだけ。
つけっぱなしだと寒い程。切ったり入れたり、扇風機を使ったり。
何とか快適温度をキープして寝た。
カーテンを開くとオレンジの太陽が登っているのが見えた。
そうか、海からの日の出が見えたはずなんだ。
すっかり眼中になかったな。
昔はそういうのを見るために早起きしたものだけど、さすがに歳をとってきたか。
いやいや、天気悪いと思ったしね。うんうん。。。
8:00前に宿を出発。天気はまあまあ。薄曇り。
雪嶽洞(ソラクドン)行きバス7-1は市外バスターミナル前から出ている。
時刻表には8:20と書いてあったが、8:10に来た。早いんじゃないの。
W1,000。雪嶽洞まで約40分。まだ9時前。
混む前にケーブルカーで上に登ってしまいたいんだよね。
ケーブルカーと韓国では言うけれど、日本で言うロープウェイである。W8,500。
少し待っただけで乗ることができた。約5分程で上に着き、登山道を歩いて、10分程で視界が開ける。
わお、岩山がスゴイ。いい眺め。でもまだ上がある。
えっ?あの岩山。ロープも張ってあり、みな四つん這いになって、登っている。行ってみるか。
かなりの恐怖を感じる場面もあったが、なんとか頂上へ。すごい眺めだ。権金城(クォングムソン)である。
しかし足がガクガク震える。一歩踏み外したら、奈落の底への状態。
少し安定した所には登頂記念の金メダルを売るおじさん。
カメラで自分撮りをしていたら、「撮りましょう」と撮ってくれた。
じゃあという訳でもないけど、記念に金メダルを買った。
名前をハングルで入れてくれ、日付も入って、W10,000。
しばし涼しい風といい眺めを堪能して、下へ降りる。
下には新興寺(シヌンサ)がある。大きな大仏、鎌倉のより少し小さい位か。
前回大仏は見たけど、新興寺を見た記憶がないので、きっと見ていない。
飛仙台(ピソンデ)まで歩いたのは覚えているけど。
新興寺、山中で静かでいいお寺だった。
本当につくづく思うけど、韓国のお寺のロケーションはいいよね。
お昼は山の中のお寺の食堂街お決まりの山菜ビピンパ。
石焼だったのでおいしかった。
バスで市外バスターミナルに戻り、時間があったので、霊琴亭(ヨングムジョン)まで行ってみることに。
海に近く、風が涼しかった。
そろそろ江陵(カンヌン)へ行くか。
再びバスターミナルに戻り、高速バスで江陵へ約1時間。
車中ほとんど寝ていた。日中の一番暑い時間はバス移動にあてるのが正解だ。
江陵バスターミナルに16時ころ。江陵は3回目となるが、街散策をしたことがなかったので、してみることに。
観光案内所でお姉さんと韓国語で話して、バスの時刻表やら観光案内図をもらったり、
明日行く予定のところへの行き方を教えてもらう。
バスターミナルは街のはずれにある。
江陵駅付近が栄えているのかと思い、駅方面へ歩みを進める。
途中、客舎門(ケッサムン)を見たりして、段々栄えてきた。
そのまま進んでいくと、駅があった。あれ?
駅付近は駅しかない。ということは駅とバスターミナル間で栄えていたところが、街の中心ということか。
これは自分の足で歩いてみないと分からない。また歩いて戻るのはイヤなので、タクシーで街中心部へ。
中央市場などをブラつく。小雨が降り出してきた。夕食にしよう。
お決まりのキンパプ天国でカルビタン。肉が食べたくなったので。
それにしても今回はご飯ものばかりだ。明日あたり、麺類にしようか。
店の外に出ると雨が激しくなっていた。タクシーでバスターミナルへ戻り、近くの以前にも泊ったことのあるモーテルにする。
エアコンのリモコンがないと、フロントのおばさんに聞いたら、テレビのリモコンと共用だった。
分からんって。よく見たらエアコンの表示もあったけど、何度設定なのか風量すら分からん。
まあないよりましか。W40,000。
テレビからT-araの「Roly poly」が流れる。
韓国に来て、T-araに少し近づけた感があって、ちょっとうれしくなる。
ホテルにてこの2日間を振り返り、なんとなくこんな風に行程を組めば、自分が楽しめるかな、
自分の旅のスタイルが確立してきたかなと感じた。
27回も来てるものね。今さらか。