4日目 普門寺


普門寺

   

いよいよ後半戦。
この旅初のお寺、普門寺へ向かう。
バスターミナルで時刻表を撮影しといたので、9:25発に乗れるように宿を出る。
郡内バスは10人ほどの客を乗せ出発。
NAVER MAPではバス路線が表示でき、今の位置が分かるので非常に便利だ。

 

天気は薄曇り。いま再度ヘビロテ中の鈴木祥子をBGMにバスは行く。
途中、最初泊まろうかと考えてた外浦里を通過。それなりに栄えているので、泊まる候補になるね。

普門寺バス停まで1時間弱。結構な観光地だった。 月曜の午前中なのに人が多い。
寺前の栄え具合は行ってみないと分からないね。 寂れたところもあるから。
ここなら宿もあり、食堂もあり、シャレたカフェまであるから泊まる場所にもできる。
今日はどうしようかね、考えとこ。

 

まずは普門寺へ入ろう。雲はどいて、晴れてきた。
絶好の撮影日和。ミラーレス一眼で韓国の寺を撮るのがずっと念願だった。やっとだねー。
普門寺はずっと来たかったお寺。
韓国三十三観音聖地でもあり、ただ行きづらい場所でずっとパスしてた。
江華島には世界遺産までありながら、バスの便が悪い。
江華島に来て、さらにその先の席毛島だからね。
今回は江華島にいる時間を多く取れそうなので、来れたという感じ。
韓国三十三観音聖地のうち、29箇所目の訪問。残りは4箇所のみか。



   

   

   

第一印象はいいお寺だということ。
立派でちゃんとしてる。建物は美しい。
本当いい天気になった。下には海を見下ろせるし、提灯もきれい。
補修はこまめにされているようで、美しさを保っている。
どこを撮ろうか、どう切り取っても絵になるね。
ミラーレス一眼で可能性が高まったよ。

 

 

   

   

   

山の上の方には岩に彫られた観音菩薩がある。
かなりの階段を上がってきたが、汗はさらっとしている。
気候がいいのだろう。気持ちのいい風が吹いてる。

 

     

なんだかんだで3時間の滞在。
お寺に3時間。自分としてはそんなに長居をした気はせず、いつの間にそんなに経ったんだっけというところ。
熱中してると時間はあっという間だね。

 

お寺から出て、食堂街で呼び込みに釣られてカルグクスを頂く。
アワビなど貝が入っていて、おいしかった。

腹ごなしに海岸の方を歩く。
暑い。日焼けしそうだ。静かな海。ベンチに座り、しばしくつろぐ。

   

15時になりカフェで涼む。
今日この後どうしようか。
ソウルに戻ることもできる。でもソウルに泊まりたくないなあ。 もうしばらく静かなところで過ごしたい。
でも普門寺近辺で泊まるのはどうだろう。 宿は空いてそうだけど。
この辺りは一通り見たしな。
じゃあ途中で通過した外浦里はどうか。いいかもね。
少しは栄えていて、宿もある。そして海もある。よし決めた。外浦里へ行こう。

   

外浦里

   

バスで30分くらい。マウルバスに乗り到着。
最後は乗客が自分一人になった。
そろそろ夕暮れ時という時間に着いた。

   

海沿いをブラブラと。かもめがすごくいる。
落ちてくるものを気にしながら歩く。
海沿いにいい感じのモーテルがある。あそこにしよう。



   

市場を見たり、かもめの撮影したり、ベンチに座ったり、夕闇せまる時刻に何をするともなくボーっと過ごす。
こういうのが必要だったりするんだよ。
きっといつかこの時を思い出すことはあるだろう。
かもめだよ。そうそうと鈴木祥子の「かもめ」という曲をイヤホンで聴く。まさにぴったり。夕日が沈む。



   

食堂は刺身系が多い。海産物も飽きたな。キンパでも買って部屋で食べようか。といろいろ買い込みモーテル917へ。
部屋は空いていて、それも海側。
5万ウォンのところ4万ウォンにまけてくれた。ラッキー。 部屋に入ってさらにラッキー。きれいだ。
この旅、一番の部屋をゲット。
いい部屋に泊まれてよかったあ。

   

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