2日目 浮石寺、紹修書院、ソンビ村


浮石寺

 

宿を7:50に出て、すぐ近くのバス停へ。
NAVER MAPで浮石寺(プソクサ)を探すと、8:05発のバスがあるらしい。らしいだった。
20分ほど待ったが、来る気配なし。
再検索すると10:00発になるし、ダメだこりゃ。当てにならない。土曜日だからか。
ということで、タクシーで行くことにスパッと切り替える。
タクシーで40分ほどかかる距離で、W35,000かかった。
タイムイズマネーだね。来ないバスを待つより、時間だ。

   

浮石寺には予定より早い9:00に着いた。
そして誰もいない。
空気は朝のしんとした感じ。寒いはず。現在地の気温を調べたら-10℃だった。
着ていたダウンジャケットは凍ったせいなのか、触るとパリパリとした音がする。

   

カメラ撮影は素手でやりたいので、手袋をせず、すぐにかじかむ。
ここまでかじかむのは久しぶりだ。
手がかじかみすぎて、アーモンドチョコの袋を開けたら、大半を路上にぶちまけてしまったり。。。
山合の寺を少しずつ登っていく参道。
静かでいい。身が引き締まる。

   

   

境内に入って来た。
韓国特有の丹青(タンチョン)が薄れているのか、塗装していないのか、古い木造のお寺。古びた感じがいい。
後ろを振り返ると下を見下ろす感じ。
周囲は積雪のある山々。いい天気だ。強烈に寒いけどね。
さすがに素手はきついので、手袋して撮影するがやりにくい。

   

   

無量寿殿に入ってみる。荘厳な雰囲気。
韓国式のお祈りをしてみる。テンプルステイを2回しているので、慣れたものだ。

のんびりと気の向くままに撮影して出る。

     

紹修書院、ソンビ村

 

次の目的地、紹修書院(ソスソウォン)、ソンビ村に行くバスの時刻を調べておいたので、すぐに乗り、20分ほどでソンビ村に到着。
丁度お昼なので、いくつかある食堂でメニューを見ていき、トッケジャン?ん、何だろう。
Papagoで調べると、鶏のユッケジャンとのこと。良さげだね、とここに決める。
出てきたトッケジャン、ユッケジャンに鶏肉が入っているもの。そのままだね。
適度な辛さでなかなかだった。
腹を満たして、さあ出発。

   

入場口で料金を払い、紹修書院とソンビ村の共通のようだ。
私が日本人だと分かった係員は日本語のパンフレットを探して、渡してくれた。親切だ。
おかげで迷わずに巡ることができた。
ついつい適当に歩いて行ってしまうので、パンフレット通りに行った方がここは良かった。
世界遺産になったらしいね、ここは。知らなかったけど。
土曜の午後だけど、その割にはガラガラだね。やはり寒いからねー。
ちょっと小高い所に登って、俯瞰で紹修書院を撮ってみる。
屋根に雪が残っている。

   

続いてソンビ村へ。てっきり人が住んでいるところかと思っていたが、住んではおらず観光地として整備された場所となっている。
うーん、何だか少し興ざめしてしまった。
安東河回村とか、人が住んでいる古い村を期待していただけに、そうではなかったか。
ざっと一回りして外へ。

   

栄州駅に戻ろうとバス停に行くが、浮石寺発の時刻表から換算すると、バスは行ってしまったばかりのようだ。
しばらく流しのタクシーを待ったりしてみたが、通る訳もなく、次のバスまで1時間以上あるので、
先ほどのソンビ村入口付近まで戻って、カフェで一息つく。
あー、あったまる。体の芯まで冷え切っていた。
マスターは私が日本人と分かると、なじみのお客さんと一緒に話しかけてきて、
日本のどこ出身かとか、これからどこに行くのかなど聞いてきた。
ムソム村に行くと言うと、このお客さんが車に乗っけてくれるとか言ってくれた。
いや、明日の予定なのでとお断りしたが。
こんな感じで、私は親切を受けがちだ。
他の人はどうなんだろう。韓国人は大体おせっかいなほど親切かもね。

   

栄州市街地

 

バスの時刻が近づきバス停へ。
今度はすぐに乗れて、栄州中心地へ戻る。
一旦ロッテシネマ前で下車。
ここにTOP10があるので、ちょいと寄り道。
ここでは買わなかったけど、ソウルに戻ったときの下見として。

   

あと、この近くにチェックしていたカフェがあるので、行ってみることに。
さっきカフェに行ったのは寒さに耐えられずの緊急事態だったから。
今度はカフェを楽しむためにね。
チェックしていた所は情報通り別の店になっていて、イタリアンレストランになっていた。
その横にシャレオツなカフェがあり、こちらにした。Nox Gorge Cafe(ノクスコチ)というカフェ。
夕暮れ時、日没が見れた。
小高い丘の上なので、栄州の街を見下ろせる。
ホワイトカフェとフィナンシェを。
この後どうする?撮り鉄する?
とりあえず出よう。

   

ゆっくりと栄州の街を歩く。
この辺りの鉄道は高架になっていて、撮り鉄には向かないな。
まあ駅まで歩いてみるか。
鉄道の高架下の横道を進んでいく。
30分ほどで栄州駅に着いた。
駅に入らないと撮り鉄は無理だな。暗くもなっているので、断念し夕食としよう。
一人で食事なので、入りやすい店は限られてくる。
駅の目の前に張うどんを発見。キンパ天国並みにいろいろある。ここにしよう。
ブデチゲを注文。スパム入りのスープ。 インスタント麺入りを期待していたが、入ってなかった。
熱いスープをハフハフしつつ完食。

宿を探してチェックインし、気ままに写真の整理をする。
韓国のテレビをザッピング。
こんな時間も好きだったりする。

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